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キスや告白で特別手当を支給!? 『テラスハウス』のヤラセ疑惑がより濃厚に

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「テラスハウス インサイド」扶桑社

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 現在放送中の青春密着リアリティーショー『テラスハウス』(フジテレビ系)。男女6人が海が見えるシェアハウスにて共同生活を送り、その中で生まれる恋模様やそれぞれの人生における葛藤などが描かれるという共感性の高いコンセプトで若者たちの間で大きな話題となっている。2000年代初期に大ブームを起こした恋愛バラエティ『あいのり』(同)にもっとオシャレ感を足し、現代風にアレンジしたといったイメージだが、『あいのり』メンバーだった桃(28)が現在人気ブロガー・タレントとして活躍しているのと同様に、同番組経由で芸能界に羽ばたくメンバーが多いことでも知られている。ギャルモデルの今井華(21)やグラビアアイドルの筧美和子(19)、元キックボクサーの宮城大樹(24)はその代表的な存在だろう。

 しかし、現メンバーの恋の行方や卒業メンバーの今後の動向と注目すべきポイントが多々ある一方で、以前から同番組については「ストーリーが強引」「不自然」「ヤラセか?」という声も度々聞かれていた。これも『あいのり』との共通点だ。そのことについて、同番組関係者が現在発売中の「FLASH」(光文社)にて真相を語っている。

 記事によると、先月から番組内に元メンバーが再加入したり、現メンバーが元メンバーに片思いをするといった展開があったが、それはキャラが弱い現メンバーを盛り上げるために、制作側が元メンバーを呼び戻すというストーリーを作り上げているからだという。また、元々演出なしで番組を構成していたが、出演者たちは素人同然であるためハプニングが起こることはなく、それでは番組がつまらないと考えた制作側がおおまかなストーリーを考え、それぞれ出演者に合った言葉で言わせていたという証言も。極めつきは、メンバーの出演料には特別手当が存在し、スタッフの指示のもとで誰かに告白したら5万円、キスしたら10万円が支払われるというもの。

 「台本はありません」と謳い、出演者たちのリアルな生活感を強調してきた同番組。ストーリーに出演者たちの意思がどれくらい活かされているかはわからないが、いくらなんでも視聴者にとっての見どころである告白やキスに手当がつくというのはヤラセを推進しているように思えてしまう。これらが事実であれば、「リアリティー」の看板を外し「恋愛ドラマ」という括りにした方が賢明なのではないだろうか。

 なお、3日放送分の同番組では、現メンバーの今井洋介(29)がほぼ恋人同士のような関係であった歌手のjyA-me(※テラスハウス住人ではない)に突然「俺はやっぱり今井華ちゃんが好き」と明かし、ネット上では「男として最低」と怒りをあらわにする人が続出している。こういった思いもよらない展開が同番組の醍醐味。これもヤラセの一つなのかと疑いの目で見てしまうが、現実にもこういった移り気で後先を考えずに行動する人間は存在するのでなんともいえないところだ。

 一番ギモンなのは、番組は現在進行形で放送中であり、メンバーたちは毎週の放送や公式HPで展開をチェックできてしまうということ。『あいのり』ではメンバーたちは海外を旅していたため、誰が誰を好きで、誰が自分に思いを寄せていて……という恋模様を知らない前提だった。しかし『テラスハウス』は全員が国内で普通に生活しており、自分に告白しようとしているメンバーの気持ちや、関係者たちの恋の矢印がどこに向かっているのか確認できてしまう。これで「台本・演出ありません」「自然に恋愛しています」と言われても違和感を拭えるわけがない。とはいえ、視聴者もそこは織り込み済みで“恋愛ドラマ”として楽しめばいいのかもしれないが……。

 なんにせよ、ドラマのような見せ場がないとつまらないとわかっていながら、「一般の若者のリアリティーショー」を強調する制作側の姿勢には矛盾がある。フィクション・ドラマや映画を見て感動する人がいる以上、リアリティーがなくても作品に感情移入できることは事実だし、中途半端なリアル描写ほど見ていて気持ちの悪いものはない。エンタメとリアリティーの共存はなかなか難しいようだ。
(シュガー乙子)

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