インタビュー

「風呂は週に1度」「食事はサバ缶」のズボラ妻でも最高に幸せな結婚生活

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腹肉ツヤ子センセの爆笑結婚生活劇場、始まるよ!

腹肉ツヤ子センセの爆笑結婚生活劇場、始まるよ!

 結婚生活って、既婚の皆々さまにおかれましては日常でも、未婚勢にとっては未知の領域。甘~くてラブラブなものなのかしら? いや、きっと現実はそうでもないんだ。ドラマ『失恋ショコラティエ』の紗絵子さんを見てても、結婚生活によって失われるものも多そうだし……。結婚って楽しいの楽しくないの? 一体どっちなの? と、知らないからこそ思い悩む未婚女子こと私に、ポンッと手渡された1冊のコミックエッセイ。それは、ぽちゃかわ漫画家・腹肉ツヤ子さんの新刊でした。

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 この『奥サマのほそ道』をぱらぱらっとめくってみると、そのユルくて笑いにあふれる結婚生活に惹き込まれて一気読み。え、結婚生活ってコレでいいの? 思っていたモノとはなんだか違うけど、読後、気分が楽になっていました。もっと詳しく聞かせてほしい! ってことで腹肉さんをmessy編集部に召還しました。

腹肉ツヤ子さん(以下、ツ)「本日は取材、よろしくお願いしま~す」

――こちらこそよろしくです~。あれ? 誰か付き添いの人が……あ、あなたはオス彦さん!?

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夫のオス彦です!

「きょうは天気が悪かったので、付いてきてくれたんですよ♡」

 は~、これが新婚ってヤツっすか! 悪天候のなか、妻の足元を気遣って、取材場所まで同行する夫ってすばらしすぎ。しかも無事に送り届けたら、「じゃあ、私はこれで」とすみやかに退散するところもスマートです。

――こうして見るからに仲がいいし、交際半年でスピード婚だし、それだけ見ると、ものすごくトントン拍子に進んだように思われそうですが、このコミックエッセイを読むとそうでもなかったみたいですね。

「彼のことぜんっぜん好みじゃなかったから、出会ったときは結婚するなんて思いも寄らなかった(笑)。いまでも好みのタイプは朝青龍だし、最近はイケメン力士・隠岐の海関を推してるし、歴代彼氏の体重は90kg、120kg、130kg……。オス彦さんの第一印象はちんま~りしていて『虫みたい』だった。さっきもボショボショ喋ってたでしょ。おまけに体重は私より10kgも軽い!」

――そんな第一印象によらず、意外や意外、恋愛面はアグレッシブなオス彦さん。一方的に腹肉さんを見初めちゃった。

「恋愛のスタイルが外人みたいなの。彼女と別れて『次は誰と恋愛しようかなぁ』と考えたときに、私のことを思い出したらしい。それでまずはお友だちとして食事したり映画を観にいくことになったんだけど、ソフィア・コッポラ監督の映画で爆睡した私を観て、『この人だ!』って直感したそうです(笑)。おしゃれ映画をありがたがらないところがよかった、って」

気づけばズボラ同棲状態

――なのに腹肉さんはつき合う気ゼロ。期待させないためにも全力の“友だちアピール”をしてましたね。

「私自身がこれまで恋愛でいい思いをしてきていなかったから、ちょっとでも気になるなら別だけど、まったくその気がない人に思わせぶりな態度をするのは心苦しくてイヤだったの」

――にもかかわらず、つき合うことになったのは、デートにキスに……と、いつの間にかオス彦さんのペースに乗せられたせい? しかもあげくの果てには……。

「そう、いきなり私の部屋に棲みついちゃった! 向こうはこのときすでにつき合ってるっていう認識があったみたいだけど、私はまだまだ……。でも、こんな状態だったのに結婚まで至ったのは、いま思えば、勝手に棲みつかれても邪魔にならなかったっていうのが大きいかも。それまでつき合ってきた人たちに対しては、たまに家に遊びにくるだけでも気を遣うばかりで、『早く帰ってほしい』っずっと思ってた」

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気遣いすぎた結果、こうなる……

「好かれたいって気持ちが強すぎて、無理ばっかりしてたのかな。でもオス彦さんの場合は、部屋にずっといてもそういうプレッシャーをまるで感じなくて、棲みついてることを忘れることもあったなぁ」

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三浦ゆえ

フリー編集&ライター。富山県出身。複数の出版社に勤務し、2009年にフリーに転身。女性の性と生をテーマに取材、執筆活動を行うほか、『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』シリーズをはじめ、『失職女子。~私がリストラされてから、生活保護を受給するまで~』『私、いつまで産めますか?~卵子のプロと考えるウミドキと凍結保存~』(WAVE出版)などの編集協力を担当。著書に『セックスペディアー平成女子性欲事典ー』(文藝春秋)がある。

twitter:@MiuraYue

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