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小ぶりなバイブが大ヒット。開発秘話を明かします

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 Photo by Rina Kruger from Flickr

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 こんにちは、「ラブリーポップ」のリンと申します。このコラムでは、女性専用のアダルトグッズショップ・ラブリーポップでの日常や、女性の性の動向、最近のセックスのトレンドなどを読者の皆様にお伝えしていきます。

 さて今回は、女性だけで作るラブリーポップオリジナル女性用バイブが出来るまでをお伝えします。

 ラブリーポップがオリジナルを作る前は、バイブと言えば女性が使用するものなのに男性主導で作られたものが多く、初めてバイブを使用する女性には、ちょっと大きいなと感じるサイズばかりでした。いくらセックスの経験があっても、サイズが大きいバイブを使うとなると抵抗を感じるのは普通の感覚。

 今から約7年前頃の話、ラブリーポップに辿り着いたお客様がリクエストするのは、ほとんどが3cm以下のサイズが小ぶりなバイブでした。しかし当時はそんなサイズのバイブは存在していなかったので、入荷は不可能。では、お客様のリクエストに答えて作りましょ、ということになったのです。

 そうして開発した「ロザリア」は、直径2.5cmほどというかなり小さなバイブです。男性の親指を少しだけ大きくしたサイズながら、モーターやクリバイブが付いている本格的なバイブでした。

 ラブリーポップではサイズや素材、デザインなどがある程度決まったら、工場に依頼する前にスタッフが紙粘土で模型を手作りしています。その模型を工場で図面におこしてもらい、プロの方に模型を製作してもらい納得したら、製造を依頼するわけです。

 この工場探しには苦労しました。小さなバイブとは言え、デリケートゾーンに触れるものですから、素材から機能も高品質で安全でなければいけません。あちこち探し続けたものの、なかなか良い工場が見つかりません。偶然、「品質ナンバー1」と評判の工場を紹介してもらうことができたのですが、そこは何度連絡しても、全く反応がありません。しかし諦めてはいけません。何度もメールやFAXを送り、忘れかけてた頃にようやく応答がありました。

デカい・太い・長いだけじゃダメだから。

 工場が見つかり、先方の担当者と共にあらためて素材を選定。現代のバイブは素材の種類が豊富なのです。医療用ゴムからシリコン、人肌の感触に似ているゲルトーマという素材まで。シリコンでも柔らかいシリコンから、固いシリコンまで様々です。

 バイブビギナー&オーガズム未経験の方に使用してもらい、オーガズムまで経験してもらうには、柔らかすぎても駄目だし、固すぎても駄目です。優しくかつしっかり刺激する素材を選びました。

 ここで簡単にオーガズムの仕組みを説明しますね。

 前戯などの愛撫で分泌液を出し、貝の閉じたような膣がゆっくりと開いていきます。挿入時に痛みがあるのは、前戯で感じていないか、前戯が足りないことが多いでしょう。分泌液を出しながら開いていった膣は、さらに感じると膣壁が梱包材のプチプチのように、膨らんでいきます。ここのどこかの部分がGスポットと呼ばれる場所ですが、医学的には解明されていません。

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