「俺は長生きしたいから、やっぱり~。長生きの代表と言えば亀じゃないですか? 亀が激しく動いているとことか見たことないでしょ? 大体アイツら甲羅干ししかしてないし。だから、俺もそれを見習って絶対に運動しないって決めて~」
と、斬新な健康法を解説してくれた。渡部さんは前に石神さんから聞いて知っていたそうだが、長野くんは初耳だったらしく、笑いながらも「亀なんだぁ」と興味深々。「遅れても走らないからね!」と、徹底ぶりを披露する石神さんであった。前から変わっている人だと思っていたけれど、健康法まで変わってたんだなぁ。亀を信じてほんとに体型維持を成功させているようなので、石神さん的にはその健康法が合ってるのかもしれないが、体質による気がする。特に女子はたくさん食べて動かなければ、脂肪が付いて太る人のほうが断然多いと思うのだが……。
奥さんに求める“食”
そして、女性とデートをする時のお店についての話題になると、渡部さんは「お寿司屋さんに行けない」と残念そうに明かした。寿司職人が握ったお寿司は、出された直後が一番美味しいのであるから、その時に自分に話しかけないで欲しいそうだ。天ぷらなどもそれに当てはまるようで、出来上がりのベストな状態で食べることを邪魔されたくないから、デートではそういったお店には行けなくなってしまったのだとか。石神さんから「デートしたくない男だよね~」とツッコまれる始末。
こうなったら渡部さんは、恐ろしく無口な女性とか、とんでもなく食いしん坊の女性と付き合えばいいのでは? 一緒にいて楽しいかどうかはわからないが、渡部さんのグルメ欲は満たされそうな感じではある。
また、“グルメ男子”が女性に言われがちなこととして、「結婚したら(手料理するのが)絶対大変そう、すごいプレッシャーになりそう」というのがあるそうだ。けれども、彼ら的には恋人や奥さんに料理の腕は特に求めていないのだとか。渡部さんいわく「今までの歴代の彼女には手料理をさせていない」とのこと。デートは全部外食にするらしく、「料理してる時間があったら外でおしゃべりしようよ」というスタンスだそうだ。や~、料理しながらだって楽しくおしゃべりできるっしょ。渡部さんは、とにかく外で美味しいものが食べたくってしょうがないんだな~。
けれども、もし今女性に手料理で胃袋を掴まれてしまったら「仕事に支障をきたす」という危機感もあるらしい。確かに、グルメ系のお仕事が相当多いし、食べ歩きブログだって更新が途絶えてしまう恐れもあるわけだ。料理上手のお嫁さんをもらうことが死活問題になるなんて、なんてこった!
長野くんは自分も料理をするので、女性の料理の腕に関しては最低限できれば問題ないそうだ。手料理にすごい美味しさを求めることはしないのだとか。「自分のために作ってくれている」という気持ちが嬉しいそうだ。長野くん、素敵や~ん!
すると石神さんは、「俺も一切(手料理は)求めない」と2人の話に同意しつつも、
「結婚とかしても全部外食がいいから~、家庭で料理なんかむしろ作って欲しくない。家で料理なんか作られたら家で食わなきゃいけないから、外の美味しい店に食べに行く機会が減る」
と思いっきり非情なグルメ節を放った。究極のグルメ男子ここにあり! あまりにも極端な考えを披露してしまったので、「さすがにそれは一緒にして欲しくない!」と他の2人から拒絶されてしまった石神さん。さすがにお嫁さんに対して上から目線過ぎる彼のセリフは、グルメ男子と言えども受け入れられなかったようだ。
とにかく食に対してこだわりが強いグルメ男子たちが、共通して恋人に求めるものは「食に興味があること」だそうだ。「美味しいもの食べようよ!」という食に対するモチベーションの高い女性が理想のようで、「食べることが趣味だと1日3回楽しめる」という幸せなことになるらしい。なるほど、そう考えると楽しみが多くていいような気もする。外食ばかりではお金のことが心配になりそうだが、「美味しいものを食べるために稼ごう!」と考えれば、仕事のモチベーションにも繋がって生活にハリが出るのかもしれない。
果たして“グルメ男子”と呼ばれる彼らはどんな女性と結婚するのだろう? やはり番組でも話していたようにグルメ重視で一緒にグルメを楽しめるような女性を選ぶのだろうか? もし、“性格が良いけれど全然グルメに興味のない女性”と、“性格は悪いがグルメに精通している女性”が現れたら、彼らは後者を選ぶのだろうか? 41歳というお年頃(?)のグルメ男子たちの結婚ニュースが楽しみになった。その時は、どんな女性がお相手でも「グルメ男子、ついに胃袋を掴まれた!」的な見出しが躍るのかもしれない……。
■テレ川ビノ子 / テレビが大好き過ぎて、頼まれてもいないのに勝手にテレビを全般的に応援しています。おもしろテレビ万歳!
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