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“自己満足”の声続出、西山茉希の絵本がヤバい!

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西山茉希オフィシャルブログより

西山茉希オフィシャルブログより

 2013年6月に大衆演劇俳優・早乙女太一(22)と入籍し、同年10月に第一子となる女児を出産したモデルの西山茉希(28)が、絵本作家デビューを果たした。5月10日から朝日新聞・東京本社版の広告スペースに、ストーリー広告特集『いのちのとけい』として掲載。後日、製本したものを読者へプレゼントすることが予定されているという。

「いのちのとけい」公式HPより

『いのちのとけい』公式HPより

 この『いのちのとけい』はシリーズもので、ウェブサイトと紙面で展開されてきた。これまでは佐々木希が旅行先の写真などを掲載したり、山田優のドキュメンタリームービーが紹介されている。西山の企画は第四弾。紙面と同時に特設サイトでも公開されており、こちらでは、西山が絵本を朗読した音声も聞くことができる。

 全編の文章とイラストを完全オリジナルで書き下ろしたというこの絵本、しかも朗読つきという気合いの入った作品だ。早速特設サイトをチェックしてみたところ、おそらく誰もが予想したとおり、出産にまつわる内容となっていた。

 「ちいさないのち トクトクうごいてる ちいさないのち クルクルまわってる」とある冒頭は、ハートにしっぽがついたような物体と一緒に、大豆のようなものが動いているイラスト。精子と受精卵にしか見えないのだが……。「すこしずつすこしずつ おおきくなって すこしずつすこしずつ かたちになってく」と受精卵はどんどん成長しやがて出産を経てママと対面する……というストーリーだ。お腹の子供が少しずつ大きくなるにつれ、やがて母親となる女性(西山)の気持ちも少しずつ変わっていく。最後は「生んでくれて ありがとう 生まれてきてくれて ありがとう」と、子供から生んでくれた母への感謝、母から無事に生まれて来てくれた子供への感謝をつづっている。イラストは背景がパステルトーンではあるがサインペンらしきもので全て描かれており、お世辞にも絵心があるとは言いがたく、雰囲気勝負のヘタウマ枠だ。

 「女性自身」(光文社)によれば、西山は母乳育児のためか“娘はスクスク大きくなっているけど、私はヘロヘロ”とこぼしていたという。そんな西山に夫の早乙女は東京ディズニーランドで家族サービスをしたと報じられている。

 母乳育児はただでさえ体力を消耗するうえ、今回の『いのちのとけい』は構想から約半年をかけて制作されているというから、出産した一カ月後から育児に奮闘しながらこの絵本を作り上げて来たことになる。表にこそ出ない仕事ではあったが、ママタレとしては復帰が早い方だろう。

 こうして西山が産後に奮起して作り上げた絵本だが、ありきたりな内容や画力、また出産してまだ1年も経っていない新米ママであることからネット上では「ママの思いを語れるほどママ年齢高くない」「誰でも絵本作家になれることはわかった」「絵本って画力いらないからいいよな」「自己満足に過ぎない」など、本人の熱意とは裏腹に冷ややかかつ批判的な意見が目立っているようだ。

 ところで、西山のように絵本を描いた芸能人は他にも大勢いる。有名どころでいえばキングコングの西野亮廣(33)は0.03ミリの細いペンを用い精密かつ幻想的な世界を描き、その作品はタモリや松本零士が絶賛している。国内外で原画展も開くほど本格的な活動をしており『Dr.インクの星空キネマ』(幻冬舎)など数点の絵本を発表している。南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代(35)も『すきすきどんどん』(幻冬舎)という絵本を出版済だ。

 女優・新垣結衣(25)は絵本『The Three Little Pigs 3匹の子ぶた』(株式会社mpi)でイラストと朗読を手がけているが、意外なことに絵柄がかなりほのぼのしていて可愛らしく、絵本というジャンルにぴったり。子ぶたの表情も味がある。最近はタレントというよりも女優業に軸足を置いている優香(33)も愛犬を主人公にした『エアー』(小学館)を出版している。文章はお世辞にも美文字とはいえない優香手書きで、イラストも若干そのクオリティが気にかかるが、ストーリーに関してはAmazonレビューで好評のようである。プランニングを手がけた『リョウコちゃん』(ワニブックス)を出版したのはその名の通り篠原涼子(40)。イラストはプロのイラストレーターに発注しているようで、見た目も安定感がある。大人の女性が読んで元気づけられる本ということで、ページを開くとポジティブな言葉が並んでいるが、彼女がこの絵本を出す意義が今ひとつ分からなかった。

 ミュージシャンではCocco(37)が一時期歌手活動の休止を発表した1年後に『南の島の星の砂』(河出書房新社)を上梓。西野と同じくイラストのクオリティが高すぎて驚かされる。この作品のAmazonレビューでは(たぶん)熱烈なCoccoファンらからの絶賛のコメントが並んでいる。活動休止から1年待っていたファンたちの渇望が見てとれる。

 西野やCoccoのように、本業以外でも才能を発揮している者もいれば、これを出す意味があるのか? と少し疑問な者もいて、玉石混淆のタレント絵本。タレント本を出すほどスキャンダラスな人生でもないけれど、自己表現したいという気持ちが絵本という形に昇華されたのだろうか。が、画力がなければ外注するなどしてある一定のレベルは保っているようだ。その中で西山の作品を見てみると、やはり残念ながら若干の見劣りは否めないうえ、ストーリーも既存の「赤ちゃんようこそ」系書籍との差別化が見られない。今後もこのテンションで活動していくのであれば、炎上ママタレの仲間入りを果たす日も近いのではないだろうか。
(ママタレウォッチャー京子)

ブログウォッチャー京子

1970年代生まれのライター。2年前に男児を出産。日課はインスタウォッチ。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています。

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