とにかくプレイ or まったりラブラブの2極化現象
タツくんのちんちんを触りながらカップルを見ていた私ですが、しばらくしてあることに気がつきました。プレイルームにいるカップルの一部は、全くソファ席には来ず常にプレイルームにいて、その場のカップルや新しく来たカップルと交換に交換を重ねて何時間も楽しんでいるのです。私たちはおよそ5時間ほど滞在していましたが、その間6回ほど相手が変わっているカップルもいました。先程話を聞いた忍さんもそうですが、この店のお客さんは絶倫男性が多いようです。
もはや誰と誰が本来のカップルがわからないようなカオスな空間。中には、交換したはいいものの彼女以外では不能になってしまうのか、一旦彼女の手助けを借りて再度復活させ、他の女性とコトに及んでいる人も……。交換しても最後までは到達せず、途中で終わらせているカップルもチラホラ見受けられました。
こういったカップルは、不能になったり最後までこなせない彼の姿を見た彼女が「やっぱり私が1番でしょ? ウフフ♡」みたいな優越感に浸るというプレイでもしているのでしょうか? それとも、そんな小難しいことではなく交換するという全体の雰囲気を楽しんでいるのか……。
その一方では、マイペースに他のカップルたちとお酒を飲み、一度プレイしてまたゆっくりとお酒を飲んでいるカップルもいます。とにかくプレイしまくるカップルと、自分たちのリズムを楽しむカップルの2極化が起きているようです。カップルそれぞれの楽しみ方が叶えられる環境といったところでしょうか。
途切れることのない喘ぎ声の傍らで、ソファ席ではカップル同士が和気あいあいと会話を楽しんでいるという非日常空間だったカップル喫茶。見たいカップル、見られたいカップル、交換したいカップルと、様々な需要が交差しているこの場所ですが、これらがうまい具合に合致することで、カオスでありながらもなんだかアットホーム、というあり得ないムードが生まれているのかもしれません。
■Lollipop-Rumiko(ロリポップ-ルミコ)/通称ロリルミ。中学1年で済ませた初体験を皮切りにビッチ街道を突っ走ってきたが、ここ数年それに疑問を感じ始めている26歳。しかしまだ完全にビッチを卒業することはできず。好きな男性のタイプは、ちょっとSなクンニスト。最近の悩みは、夕方になるにつれてクッキリしてくるほうれい線と、過度の飲酒と白米の食べ過ぎによってできた腰回りのぜい肉。
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