インタビュー

叶恭子インタビュー/「コンドームをつけて、などと言ったことはありません」すべては自身の選択

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K そういう考えでは、最終的には捨てられるケースが多いです。捨てられるというとまたちょっと違うかしら、飽きられてしまうのですよ(断言)。もし男性がその女性のそばを離れないとしても、都合のいい女として置いておきたいというのが男性の本音だと思います。

――無慈悲な……!

K 「心身ともにぼろぼろになった時だけに、とりあえず戻る便利な女性」という相手を2~3人くらい決めている男性は、結構いらっしゃいますね。

――それは残酷ですね……。

K でもそれが現実だと思います(きっぱり)。人生は美しくも時には残酷なものなのですから。

――フェラチオだけでなく、そのタイミングでの妊娠を望まないのに男性にコンドーム装着を拒まれたり、「避妊しよう/してほしい」と主張が出来なくて悩む女性もいるようです。

K 避妊を望む女性は、それをはっきりと相手に伝えるべきだと思います。最終的に、望まない妊娠や病気など何か悪いことが起きてしまった時、「相手が悪い」「あの男性が悪かった」とセックスした相手を憎む考え方では、また悪い男性に当たります。他人のせいにばかりしていくことは、結局、ご自身の人生を台無しに行くことになると思います。貴女は「コンドームをつけてセックスをしたい」、彼は「コンドームをつけずにセックスをしたい」、であれば考えの不一致なので、そこで結果的にコンドームをつけずにセックスをしたのだとしたら、女性側が男性側の主張を受け入れるという選択をしたことになりますね。

――合意の上で行為に及ぶのなら、「彼が避妊してくれない」と男のせいにしていてもどうにもなりませんね。また、女性がきちんと主張しても受け入れなかったり、話し合いのできないような男性とはセックスすべきではないですね。

K ええ、自分自身の主張をできるようになるか、潔く奴隷に成り下がるかです。そういう覚悟を持って生きることも一つの生き方でしょうから、人様のことを、わたくしがとやかく言う必要はなく、その方の選択なのです。すべては、ご自身がハッピーであるかだと思います。虐げられて毎日泣いているのが好きだという女性も、案外いらっしゃるかもしれません。それはそれで、その方がハッピーな状態なのであればよいのでは。人生にはいろいろな幸せの選択があるのですから。

――恭子さん自身は、メンズに対して「コンドームをつけて」とおっしゃるんですか?

K そのような必要はないのです。まず、わたくしが「●●して下さい」と言うことは一切なく、相手からそう言われることもありません。「下さい」はお互いにないことです。なぜかというと、「わたくしは、こうしたい」「僕はこうしたい」「一致しなければやめましょう」といった関係性だからです。

――では、どのような方法で避妊をしていらっしゃるのでしょうか。

K わたくしは自分自身が避妊するべきという考えです。コンドームで全てが防げるとは思ってはいません。わたくしは長い間ピルを愛用しておりますし、医師と相談しながら自らの健康管理と体を守る方法をずっと続けております。

――常に「自分がどうしたいか、何がハッピーか」ご自身の心と向き合い、自己責任で選びとってきた人生を楽しんでいる恭子さん。自己にも他者にも「誠実であること」という一本の芯が、彼女を貫いていることを感じます。次回後編では、恭子さんのセックスの頻度やパートナーとの関わり方についてもっと詳しく聞いていきます。お楽しみに!!!

(インタビュー・谷川明日香/構成・ヒポポ照子)

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