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香川照之に離婚寸前報道、ユリオカ超特Q似の変装スタイル

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『幻の翼』集英社

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 今や国民的俳優の地位に登りつめたといっても過言ではない、役者の香川照之(48)。ドラマ『半沢直樹』、『ルーズヴェルト・ゲーム』(共にTBS系)での変形自在の顔芸と“長すぎる土下座シーン”は、まだ誰の記憶にも新しいところだろうし、『MOZU』(同、WOWOW)での渋味も好評だ。今やCMのギャラは1本2千万円にまで跳ね上がり、それでもオファーがあとをたたないという。

 主役を食ってしまうほどの力量といわれ、仕事面では怖い者なしに見える香川だが、実は私生活では大きな苦悩を抱えているそうだ。8日発売の「FLASH」(光文社)によると、妻・知子さん(43)との不仲で、香川家は家庭崩壊の大ピンチに陥っているというのだ。

 香川と元CAである知子さんは1995年に結婚、現在二人の間には長男(10)と長女(6)がいる。長男は3年前、香川が歌舞伎界にデビューし九代目市川中車を継いだと同時に“市川團子”として歌舞伎界にデビュー。長男はともかく、香川の40歳を過ぎての歌舞伎デビューというのは異例中の異例だとして、あらゆるメディアでかなり話題になった。

 この遅すぎるデビューには香川の複雑な背景が深く関係している。歌舞伎界の重鎮である市川猿翁を父に持ちながらも、母である女優の浜木綿子に引き取られたため、父とは数十年にわたり絶縁状態だった香川。東京大学を卒業したのち、俳優として芸能界デビューを果たした香川が、猿翁に挨拶に行った際「お前は私の子ではない」と言われたというのは有名なエピソードだ。しかし香川は長い時間をかけて猿翁との関係を構築。晴れて長男とともに自らも歌舞伎デビューを飾ったのだ。

 妻・知子さんの立場からするとこの一連の騒動は、さぞ複雑であっただろうと推測できる。知子さんは他の歌舞伎役者の妻とは違い、梨園の妻になることを覚悟して香川と結婚したわけではない。もちろん役者の妻もそれなりに苦労はあるだろうが、梨園の妻となると中途半端な覚悟で挑めるものではないのだ。息子や夫が舞台に立つとなると、その公演中は妻も毎日劇場通いをしなければならない。ロビーに立って訪れた贔屓筋・後援会に挨拶回りをし(チケットを一枚でも多く買ってもらうため)、お中元やお歳暮の手配、贔屓筋の誕生日には直筆のメッセージを添えたお花を贈り、1000枚以上の年賀状を毛筆で書いて出すなど、これらすべてが梨園の妻の仕事なのである。さらに着付けやお茶の作法、基本以上のマナーレベルを身に付けていることなどなど、とにかく梨園の妻は厳しい。

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