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「ビッチ=ホントの恋を知らない説」から探る、恋愛とビッチの関係

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ルミコタイトル

 私がビッチな行動を繰り返していると、ごくたまに「ロリルミって本当に人を好きになったことあるの?」「ホントの恋愛をしたことがないんじゃないの?」「彼氏でもない人とセックスして、虚しくならないの?」との質問をされることがあります。

 その人の言う“ホントの恋愛”がどういったものを指しているのかはわかりませんが、私とて恋愛したことがないワケではありませんし、セックス後に虚しくなることもありません(相手に異常な性癖があった等の特殊なパターンは除きます)。

 加えて、私は極度のドMというワケではないため、恋人以外の男性とのセックスで虚しくなるようなタイプだったら、そもそもビッチにはなってないはず。まれに、虚しさを味わいつつもビッチでいることをやめられない“病みビッチ”もいるようですが。

 この「ビッチ=本気で恋してない」という解釈はなぜ生まれるのでしょうか。個人的な見解にはなりますが、私は気になる人ができた時に「ただヤリたい」or 「もう少しいろいろ話してみたい」 or 「とりあえずヤッてみてからいろいろ話してみたい」という3つの選択肢の中のどれかが浮かぶのですが、私に冒頭のような質問をしてきた方は、「誰かが気になる→いろいろ話して相手をもっと知りたい→事がスムーズに運び交際開始→お初セックス」といった己の中での確固たる流れがあるのかもしれません。そうではない私は恋愛弱者だと……。世の中には様々な恋愛観があるので、どれが正解という話でもないのですが、なんだか私の恋愛を全否定されているようで少し悲しくなります(泣)。

 とはいっても、正直言って恋愛経験が多い方でないことは自覚しています。どちらかというと、私は人を好きになりにくいタイプでして、それも関係があるのかないのか、交際した人数は26年間で5人ほどです。元彼たちにはセックスした後にお付き合いした方もいれば、そうではない方もいました。それでも皆共通していたのは、「笑いのツボや物事に嫌悪感を覚えるポイントが似ていたこと」でしょうか。何か一つのことに対して、一緒に笑えたり怒れたりすると(この両方が揃っていないとダメ)、相手を好きになることが多い傾向があるようです。まあ、よくある恋愛のきっかけですね。

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Lollipop-Rumiko

通称ロリルミ。中学1年で済ませた初体験を皮切りにビッチ街道を突っ走ってきたが、ここ数年それに疑問を感じ始めている26歳。しかしまだ完全にビッチを卒業することはできず。好きな男性のタイプは、ちょっとSなクンニスト。最近の悩みは、夕方になるにつれてクッキリしてくるほうれい線と、過度の飲酒と白米の食べ過ぎによってできた腰回りのぜい肉。