
バックでしながらアレしてコレして…。Photo by Ali Arsh from Flickr
先週の記事は、そもそも炎上案系がらみだったせいで、これまでにないほどコメントが書き込まれました。感情に突き動かされて書いた記事でしたが、掲載された途端、小心者な私はちょっとビビりはじめたことをここに告白します。言葉足らずなところも多かったがために、バッシングがたくさんくるのではないかと思ったのです。ところがコメントの大多数は共感してくれるものでした。私のつたない文の裏にある、どうしても書かずにいられなかった感情を読み取り、共感してくださった方に、この場を借りて感謝します。
なかには、不倫をテーマにしたドラマのタイトルを持ち出してきて、「女は自分の性欲には甘い」という主旨のものもありましたが、「??」と首をひねるばかりでした。ええ、女性に性欲はありますよ! 性欲を自覚し、性的ファンタジーを自己完結して楽しむオトナの女性と、歪みきった性的ファンタジーを公言して女性への暴力をまき散らす男性、およびそれに追従して同性を貶める女性……どこに共通点があるというのでしょう?
「女性の性欲」って、まだこの程度にしか認識されていないんだなぁと考えさせられました。書き込まれたのは、女性の性欲を肯定したくない男性でしょうか? それとも、そんな男性の性的ファンタジーにまたも取り込まれている女性でしょうか? どっちでもいいんですけどね。まだまだとはいえ、自分の性欲と健やかに向き合い、楽しく発散させている女性は増えてきていると実感していますし、これからもそういう傾向は強まっていくと信じています。もしかするとそれが、歪んだ男性の性ファンタジーに対抗しうる唯一の手段なのではないかとも考えています。
いろんな世代の女性たちと性欲について、女性の感じ方について、マスターベーションについて、セックスについて……広く話す機会に恵まれた私はとてもラッキーなのでしょう。気持ちよくなるために前向きな女性たちと話すって、ほんと楽しい! 先日は「私が確実にイクために、こんなラブグッズを探している」という相談を受けました。いいですね、そういう積極的な女性!!
彼女がイク時のパターンはいつも決まっていて、彼がバックから入ってきている状態で、彼女はクリトリスを刺激し、しばらく続けると外イキをするのだとか。中でイッてないの~? と無粋なことを言っていはいけません。ブリッジ法というそうなのですが、これはこれですっごいイイのです! 膣もドクンドクンと脈打つし、頭が真っ白になります。両方でイッているようで、とても強烈な快感なのです。