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「同窓会は不倫目当てが9割」!? 国分太一も唖然の柴門節

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『同窓生~人は、三度、恋をする~』公式HPより

『同窓生~人は、三度、恋をする~』公式HPより

 8月1日に放送された朝の情報番組『いっぷく!』(TBS系)では、「いっぷくトーク」コーナーに漫画家でエッセイストの柴門ふみがゲスト出演していた。現在同局にて放送中の『同窓生~人は、三度、恋をする~』(以下、同窓生)の原作者である。

 MCの国分太一は、柴門さんの漫画で1998年にドラマ化された『お仕事です!』(フジテレビ系)に出演した経験があり、その後何度か柴門さんと雑誌の対談などでも親交があったそうだ。

 今回はかなりお久しぶりの再会だったようだが、かつての対談を通してお互い気心が知れているせいか、テンポ良くトークが進んでいった。

 現在放送中の『同窓生』が、不倫などを扱うヘビーな内容であることを太一くんが触れると、柴門さんはストーリーのネタ元は実際に自分が参加した同窓会にあったことを明かした。

 何でも、柴門さんが30代の頃にあった同窓会エピソードが今回のドラマのヒントとなっているらしく、それを一旦寝かせておいたそうだ。ちなみに柴門さんは現在57歳である。原作となっている漫画発表時が3年前としても、20年近くもよく寝かせたもんだな~! そのエピソード自体を忘れちゃいそうである。

「そういう何か(不倫などの問題)を起こした人たちが、どういう結末を迎えたかをちょっと確かめないといけないじゃないですか~♪」

 と、少しイタズラっぽく楽しそうに作品のネタ探しについて語っていた。

「同窓会というものは、そういうもの(不倫)目当てで行ってる方がいるってことなんですか?」

 と、太一くんが純粋に疑問をぶつけてみたところ、柴門さんは真顔で速攻、

「ほとんど、もう、9割以上そうですよ~!」

 と、同窓会が“不倫目的”であることを断言しちゃうのであった。そ、そうなのかなぁ~? それだけじゃない気もするのだけれど……。これにはアシスタントの枡田絵理奈アナウンサーも「そうなんですか~っ!?」と激しく驚きの声を上げてしまったのだった。柴門さんは女子大出身だそうだが、

「女子大に同窓会なんてないですよ!」
「意味がないから行かないです!」

 と興奮気味に話し、「共学だからこそロマンスを求めて同窓会に行く」説を唱えていた。けれども枡田アナはどうにも腑に落ちないらしく、

「そんな不純な理由なんですか? 同窓会って」

 と斬り込むと柴門さんは、「えぇ!? ですよねぇ~?」と隣に座っている独身の太一くんや曜日レギュラーの大久保佳代子らに同意を求めていたが、彼らは何とも賛同出来かねない様子で若干引いていた。

 そんなただならぬ空気を打開すべく、『いっぷく!』でご意見番的レギュラーの岩下尚史(通称・ハコちゃん)が、

「昔の彼氏や彼女が、どんなんなってるか見たいでしょ~?」

 と、いつものトリッキーさを抑えた普通発言で、一般的な同窓会イメージの同意を求めると、「それは見たい!」と太一くんを始め柴門さん以外の出演者一同が激しく頷いたのだった。なんてこった! ゲストの柴門さんが“四面楚歌”状態~!

 また柴門さんは女性が同窓会に行く時は「男性の目を意識しつつ、女性からは反感を買わないようにファッションも気にしないといけない」と“同窓会あるある”を話すと、太一くんは

「(同窓会)やんなきゃいいじゃな~い! そんな気を遣うんだったら~」

 と、面倒くささを優先してしまうのであった。男性が思っているより、女性の同窓会への意気込みには相当なものがあるようだ。私は女性だけれど、本人が着たいものを着ればいいのでは? と思ってしまうのだが……。

 柴門さんいわく、「特に専業主婦の方はイベントが少ないので気合いが入っちゃうんですよ。だからドラマも起きやすいんですよ~♪」と、同窓会が“絶好のドラマネタ発生地帯”であることをアピールしていた。

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テレ川ビノ子

テレビが大好き過ぎて、頼まれてもいないのに勝手にテレビを全般的に応援しています。おもしろテレビ万歳!