テレビのパワーが衰退しつつあると言われて久しく、かつての山田邦子や久本雅美のように絶大な影響力を持つ女芸人が不在の昨今だが、芸人ではなく元アイドルのあの女性が、女芸人界では「女帝」として君臨しているともっぱらだ。
「女帝」とは、ダウンタウン浜田雅功(51)の妻で二児の母・小川菜摘(51)。7月下旬に新宿二丁目のさるゲイバーで、彼女や親友・野沢直子(51)の主催する「女芸人会」が開かれ、そこに目下ブレイク中の大久保佳代子(43)が招かれていなかったことが週刊誌にかき立てられた。
バーに集結したのは、小川と野沢、清水ミチコ(54)、いとうあさこ(44)、森三中の面々に、椿鬼奴(42)、南海キャンディーズ・しずちゃん(35)、クワバタオハラ・小原正子(38)、KABA.ちゃん(45)、やしろ優(27)、イモトアヤコ(28)、まちゃまちゃ(38)、ニッチェの2人、ボルサリーノ・関好江(43)、女子枠ではない三瓶(37)とそうそうたるメンツだったという。しかし、「仲良し三姉妹」としてお馴染みの小川、野沢、KABA.ちゃん(プラス最年長の清水)に気に入られるべく、女芸人たちはシノギを削っていたそうだ。
特にうまく小川に取り入ることができれば今後の芸能活動に好影響だというのだが……、「空気を読まずに出しゃばりすぎた」がために、2年前から大久保佳代子が出禁にされた、というのが記事の主旨だった。
ネットでは「女の集まりは怖い」「『半沢直樹』の奥様同士のお食事会みたい」。気使うな」「旦那が偉いからって図に乗る小川は不愉快」などと、小川に批判的な意見が飛び交った。実際に気に食わない女性をハブにする陰湿な猿山のボス気取りだったとしたら確かに印象は悪いが、大久保といえば記事にもあったように2年前の大ブレイクでテレビ出演が急増したわけで、多忙ゆえに「会」に参加できなくなった可能性もあるし、また「気が合わない、気を遣って飲みたくない」と大久保側が思って誘いを辞したかもしれない。その真相は不明なのだが、この報道を受けて小川は10日夜に「思う事!」と題したブログ記事を投稿。「色々な雑音が流れています。どれもこれも私にとって心地よいものではなく、とても悲しいです」と綴っていた。
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