
ドヤ顔男は、おしなべてウザい。 Photo by Christa Watson from Flickr
悩み相談をよそおって自慢されることってよくありません? 忙しい忙しいという愚痴が、実は充実自慢だったり。彼とうまくいっていないと相談され、よくよく聞くと「ん? むしろノロケじゃない?」という流れだったり。ほんとの悩みならまじめに聞くし、なにかしかのアドバイスを求められているなら一緒に考えます。でも、「ああ、目的はそこかぁ」と思った瞬間に、うなずきマシンと化します。「最初っからそう言ってくれればいいのに」とも思います。昨今、流行の“マウンティング”として、そんな仕掛けをしてくる女性もきっといるでしょう(そんなことしてくる人、まず仲良くならないけどサ)。
セックスについての自慢も、そんなスタイルをとられることがあります。先日もSNSで「最近、途中で萎えるので、電マを当てたら相手の女性がイキまくった。これってあり? なし? 私もいつもより早くイッた」と訊かれたので、私は馬鹿正直に回答してしまいました。基本は、2人がよければそれでいいというスタンス。でも、電マの刺激はだいたいの女性にとって過剰だし、もしそれがイイとしても、強すぎる刺激に慣れるより、繊細な刺激でも感じるほうがお得です。
「なぜ萎えるのか?」を考えずに、「萎えたら電マ」が習慣化しそうな雰囲気に、引っかかりも感じました。中折れは、もうEDです。そしてEDはいろんな病気のサインという見方もあります。そこをうやむやにして、「俺が萎えても電マあてれば全然OK! 普通にするよりイイ!!」となると問題です。あと、そもそも女性が本当に感じていたかどうかはわからないですしね。電マの刺激が強すぎて、早く終わらせたくてイッたふりをする……よくある話です。情報量が少なくて何とも言えないことも多いですが、私は見た瞬間にこれだけのことを考えました。