大学在学中から劇団に所属していたという羊さんは、舞台を中心に活動していたためドラマデビューは7年前と遅咲きだったそうだ。その後、舞台・ドラマ・CMと活躍の幅が広がって行ったのだとか。ほんと、いろんなドラマで見かけるもんな~。
『HERO』で注目される前から、すでに業界関係者の中でも知る人ぞ知る存在になっていたという羊さん。役者として着々とキャリアを積み上げてきたわけであるが、今回番組で調べてみた彼女のプライベートには、首を傾げたくなるようなミステリアスな決断が見つかった。
その①:YouTubeに謎のプライベート映像をアップする決断
まずは、大阪での舞台の休演日を利用して撮影したという、大阪観光のプライベート映像が映し出された。撮影はマネージャーが担当したとのこと。そこには、ドラマで見かけるようなクールさはちっともなく、“すっぴん&デカ黒縁メガネ”姿でひたすらハイテンションの彼女が映っていた。
大阪名物の「くいだおれ太郎」人形を見つけると隣に立って彼の動きとシンクロしてみたり、たこ焼きを購入するとなぜかぎごちない関西弁を使いながら美味しそうに食べてたり、食べ終わって足取り軽く向かった先は、なんとまたすぐそばにあるたこ焼き屋さん!
「三歩歩けば“たこ焼き”が!」
「イヌも歩けば“たこ焼き”に当たる♪」
と、謎のご機嫌なセリフをかますと、今度はお酒を飲んでもないのに急に千鳥足のようにヨタヨタしながら酔っ払いのフリを始めちゃうのであった。二軒目のたこ焼き屋さんのカウンターでは、おもむろに横山やすしのモノマネまで披露していた。メガネをカクカクさせて「怒るで、しかし~!」と、やっさんになりきりながらたこ焼きを頬張っていた。もう、ノリノリである。
さらに、三軒目、四軒目(!!)とたこ焼き屋さんのハシゴをしてひたすらたこ焼きを食べまくり、これでもかという大食いな一面を見せたのだった。いくら大阪名物だからって、たこ焼きばっか食べ過ぎっしょ。
たこ焼きオンパレードの後はカラオケボックスに移動し、ひとりカラオケ状態で歌いまくっていた。なかなかの美声を披露しながら、マネージャーが撮影しているビデオカメラに向かって熱いカメラ目線を送っていた。羊さんが三時間も熱唱している間に、マネージャーは一曲も歌わせてもらえなかったらしい。どんだけヒトカラに熱中しちゃうんだか~。
こういったやや微妙(?)なプライベート映像を撮影してはYouTubeにアップしているそうなのだが、その理由は「暇だったから」ということらしい。設楽さんはそれを聞いて、
「ヤバい! 現代の若者みたいな理由だ」
と、呆気に取られていた。スタジオからは苦笑いがチラホラ。さらに理由はそれだけではなく、「ドラマに出演していない期間、世間の人たちから忘れられないようにするため」というセルフプロモーションの側面もあったようだ。それならば「なるほど!」と思うが、クールビューティーなイメージとはあまりにもかけ離れた奇妙な行動を世間に晒しちゃうのは女優として大丈夫なんだろうか? まぁ、羊さん的には特に気にしてないからアップしてるのか……。
長時間のヒトカラで消化したのか、その後の映像では串揚げ屋さんをハシゴして、ついにはお酒も投入され、ますますハイテンションになった羊さんの姿があった。とにかく食べるのが好きなんだなぁ。
「書いて字のごとく、“食い倒れ”ました。もう苦しくて~! 一生分たこ焼きと串揚げを食べた気分です♪」
と、しっかりまとめコメントまで入れてVTRの最後を締め括っていた。やはりプライベート映像を撮り慣れてるんだな~。羊さんはVTR中やりたい放題だったけれど、それに付き合わされるマネージャーさんは何だか大変そうである。お疲れ様です!