
Photo by Dennis Jarvis from Flickr
日頃しがないサラリーマン生活を過ごしている私ですが、先日、社内の広報部門からおかしなメールが届いて驚かされました。
「明日発売の週刊誌にこんな記事がでますよ」とお知らせするそのメールには、まだ売っていないハズの写真週刊誌の誌面コピーが添付されていました。広報部門はこういう情報収集もやっているのか……と思いながら添付メールを開くと、そこには弊社と仕事上の関係がある某企業経営者のスキャンダルが詳細に報じられていたのでした。
その内容というのも「白昼堂々ハプニング・バーに愛人と入っていく不倫現場を誰かに撮影され、その写真を全社内宛のメールでバラまかれた」と下世話極まりないもの。昼間職場で読むには相応しくなさすぎだろうと思わずにはいられませんでしたが、この記事がその後、社内で雑談のネタとして消費されたのは言うまでもありません。
お偉いさんの下半身こそお元気でらっしゃる
企業経営者や政治家と言ったいわゆる「お偉方」の下半身スキャンダル自体は珍しくありません。むしろ「偉い人は影でコソコソとそういうことをやっていても当然」ぐらいの共通認識がある。「お盛んなことで……」と苦笑するのが、ちょうどいいリアクションなのでしょう。
しかし個人的には、「偉い人たちの下半身問題」に同じ男性として驚嘆してしまいす。不労所得を得ているわけでもあるまいに、おそらくは会議だ打ち合わせだ接待だ会食だゴルフだ、で日々多忙、かつ年齢もそこそこイッている「お偉いポジション」の男たち。にも関わらず、健康を維持し、時間的余裕を持ってセックスを楽しんでいらっしゃる彼らの精力って、すごくないですか。私は現在29歳で、出世街道に乗っていないパンピー会社員ですが、万が一自分の身に間違いが起こり、社会的に高名なポジションについて金や権力を持ったとしても、愛人を囲うとかハプニング・バーに通うといった性的な行動に情熱を傾けるとはまったく想像できません。