Q2.幽霊が苦手?
A2.◯
「幽霊が得意な人なんていないでしょ~!」
「目に見えないのに、こっちに嫌な思いだけさせるって最悪じゃね!?」
と、本当に嫌そうな顔で憎々しく発言した唐沢さん。以前、金縛りにあったことがあるそうだが、
「気力で『おりゃああ~っ!!』とかやって(金縛りを)解放したからね!」
と驚きの突破法を明かしてくれた。凄いっすね~♪ さすが唐沢兄貴! TOKIOメンバーたちはそんな兄貴のマンガみたいな荒業に大爆笑であった。
Q3.『白い巨塔』が苦手
A3.◯
かつて唐沢さんが主演し、高視聴率を稼いだ同局の名作ドラマだというのに、苦笑いしながらもハッキリと「◯」の札を挙げていた。あらら~? そんなことカミングアウトして大丈夫かしら?
唐沢さんいわく、当時撮影現場に本物の外科医の先生が二名、医療監修として参加していたそうだ。いざ撮影が始まると「すいません! ちょっと待って下さい!」とリアル医師からストップがかかり、唐沢さんの医療手袋のはめ方について物言いが入ったとのこと。「僕らはこんなに汚くしない!」と手袋のシワなど細かい部分の指摘を何度もされたそうだ。
寝る間を惜しんで撮影に取り組んでいた唐沢さんにとって、その細かい指摘の数々はよっぽど苦痛だったらしい。
「ほんとねぇ、最後ヤバかったよ俺も。人相変わってて、吹き替えでも出来るんじゃないかって顔になってた」
と、相当大変な思いをした撮影を振り返っていた。医療ドラマって、専門用語だらけでセリフを覚えるのだけでも苦労しそうなのに、手袋を装着したシワ部分にまで気を配らなくちゃならないなんて! 素人が見てもちっともわからないけど、プロの方々は細部まで気になっちゃうものなんだなぁ。
しかし細か過ぎるダメ出しは、俳優にしてみればお芝居に集中できなくなりそうで、なんだかやや不憫である。唐沢さんは終いには、
「もう(丈の)短い手袋持ってきてもらって、あと(の袖部分)はCGで描いてくんないかな?ぐらいの勢いだった」
と、本音を漏らしていた。お金は掛かりそうだけれど、役者さんにとってはそっちのほうが役に集中できていいのかも!?
また、ハマり役だと評判になった役柄について聞かれると、唐沢さんは「社長や御曹司など、意外と自分とは違う(イメージの)役をやらされることが多い」と語った。しかも、
「嫌みのあるような役をやらせるんだよね~。こんなに“いい人”なのに……」
と、自分をちょっとイタズラっぽく持ち上げてみたところ、TOKIOは誰ひとりとして先輩のおふざけに乗っかってあげないのだった。そんな仕打ちにちょっとしょんぼりしちゃう唐沢先輩が可愛らしかった。