
実際みなさん、何歳までしてるの? Photo by Moyan Brenn from Flickr
少しずつ秋めいてきて、人恋しい季節になってきたからでしょうか。最近、ラブグッズについての取材が増えています。メディアからの取材って、波があるんですよね。ないときはないのに、急に連発する時期もあって……不思議です。今年前半に発売された「壮快Z」も売れゆきがよかったそうです。私はiroha広報の女性たちと一緒にその魅力を語る対談コーナーにお呼ばれしました。
昨年から、スポーツニッポンでも週1で連載をしていますが、それもこの秋からリニューアルし、〈オトナ男性〉向けの内容に切り替わりました。ボカした言い方をしていますが、まぁ、ご高齢の男性向けですね。こうしてリクエストをたくさんいただく状況を見るかぎり、「死ぬまでセックス」ブームはまだまだ終わらないんだなぁと実感します。
私はブームの当初から、老いてなお、がつがつセックスしたがっている男性というのは、長年連れ添った妻ではなく、若い女性を求めているんだろうという印象が拭えません。若い肉体を求めて年老いた男性が「回春するぞー!!」と前のめりになているイメージです。実際、この手の特集では、ペニスリングへの反応がとてもいいんですよね。

「Toynary CR01 ノーマル ブラック リング3個セット」最もシンプルなタイプのリング
根元をリングで締めることで、勃起力を高めるというアイテムで、アダルトショップの店頭には、ものすごい種類が並んでいます。上の写真のようにシンプルな輪っか状のものから、↓のように複雑なものまで、まさに百花繚乱。市場としてすごく元気だと感じます。

「アメイジングリング B」装着が大変そう!
ただ、ペニスリングについては、ビンビンに勃つ己を取り戻したい熟年男性にだけウケているわけではないようで、意外と若い男性も購入するそう。これを着けるとペニスがパンパンに張り、それによって感度も上がるというんですね。こんな輪っかひとつで感度がアップだなんて、男性はなんだかとってもお得ですね。
まったくの余談になりますが、私はまったく別の目的でペニスリングのお世話になったことがあります。「男性のカウパー腺液の量が多すぎて、コンドームが脱げてしまう」という悩みを解消するためです。コンドームのなかにヌルッとした液体がたっぷりあるせいで、ピストンが激しくなるとズルッと脱げてしまって、膣内にコンドームが置いてけぼりに……。
これだとセックスに集中できないので、当時はとても悩みました。試しにネットで検索したとこと、「ペニスリングでコンドームの根元を締めておけば大丈夫」という答えにたどりつき、それを実践したわけです。こういうときに便利ですよね~、ネットって。同じ悩みを持つ人がほかにもいるとわかって、彼も「俺だけがヘンじゃないんだ」って気が楽になったみたいだし。
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