ロリルミ流・ちょっとエッチなアーティストインタビューに、久々の女性アーティストが登場です!! 今回お話を聞かせてくれたのは都内のクラブを中心に活躍する女性シンガーのMARYA(マリア)さん。奇遇にも私と同い年ということで、ガールズトークが止まらな~い!! 新曲にまつわる恋愛エピソード、そして年齢とともに変化してきたというセックス観をじっくり語ってもらいました。
――初めまして、MARYAさん!! 今日はよろしくお願いします!! まず、9月23日にリリースされた新曲「Play that song」を作ったきっかけから教えて下さい。
MARYA(以下M)「この曲は、歌詞自体はずっと前から完成していて、これに合うトラックを探してるっていう段階だったんです。それで、トラックメーカーのhirontierが作ってくれたトラックが歌詞の世界観にピッタリだったので、曲として仕上げることになって。テーマとしては、クラブでこんなステキな出会いがありますよっていう内容なんですけど、これは私の実体験が元になってるんです」
――どんな体験だったんですか?
M「いま、お付き合いしてる方がいて、3年前にその人と出会った時のことなんですけど。当時、彼は某クラブのスタッフで、私はお客さんとしてそのクラブによく遊びに行ってたんです。そのクラブのメインフロアの横にある階段を登っている時、彼に『空調、寒くないすか?』って聞かれて、『寒くないです』って答えたのが最初の出会いでしたね。歌詞にある“登りかけた階段の途中”っていうのは、その階段のことで。それでかっこいいなって思ってから、3カ月くらいはストーカーしてました(笑)。自力で調べられることは全部調べましたね。でも彼はスタッフだし、なかなか声をかけるチャンスがなくて……。最終的に私から連絡先を渡して、付き合うことになったんですけど」
――クラブスタッフとの恋!! ドラマティックですね。
M「この曲を聴いた人はクラブにいるお客さん同士の出会いをイメージすると思うけど、実はスタッフとお客さんの出会いを歌ってるっていう。ただ、サビの“2人近づけるように”や“2人抜け出せるように”という歌詞は、当時の私の願望です。お客さん同士で抜け出すってのはあっても、スタッフとお客さんで抜け出すっていうのはまずないので(笑)」
――その彼にはこの曲を聴かせたんですか?
M「はい。すごくいい曲だねって言ってくれました(笑)」
ーーラブラブでうらやましい限りです!! 現在、MARYAさんは都内のクラブで活動されているとのことで、この曲みたいな男女の出会いを目撃することもあるんじゃないですか?
M「そうですね。でも、昔よりは少なくなった気がする。自分がそういう現場に行かなくなっただけかな? もしくは、自分のクラブの楽しみ方が変わったから、そういうのも目に入らなくなったのか……」
――と言いますと?
M「この前、久々に大学時代の女友達と飲んだんですけど、まだ21時くらいだったのにみんなヘベレケになって。そのノリで『この時間でも空いてるクラブ行こう!!』ってことになって、あるクラブに行ったんです。そこで、昔好きだった曲が流れた瞬間、女友達と『ウィーーー!!』みたいな感じで周りのお客さんが引くくらい盛り上がっちゃって(笑)。昔は、クラブ行ったら『ナンパしてほしい』っていうオーラ出してたけど、いまは女同士でここまで盛り上がれちゃうんで、今後ナンパされることはないなと」
――確かに、女同士で踊りまくってたりすると全くナンパされませんよね(共感)。かつてのナンパ、カモン!! な時代はワンナイトラブなんかもありましたか?
M「全然ありました。でも、『まあいっか』みたいな感じじゃなく『この人と付き合いたい、もっと一緒にいたい』って思った上でのワンナイトラブ。私、わりと純粋なんです!! でも、それで失敗したこともあるから、その後はいい感じの人に出会っても『私、鉄のパンツ履いてるから無理』って断ってましたね」