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K-POP最大手事務所を襲う災難。脱退、熱愛、結婚…次は誰が何をやらかす?

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EXOの中国人メンバーは、すでに二人減。 EXO-M「MAMA (韓国盤)」

 ルハン、おまえもか……。絶大な人気を誇るアイドルグループ、EXO(エクソ)の中国人メンバー、ルハンが所属事務所のSMエンターテインメント(SM)を相手取り、今月10日に専属契約無効を求める訴訟を起こしました。5月に中国人メンバーのクリスが同じようにグループを離れてからわずか数カ月、もともと12人だったEXOはあっというまに2人のメンバーを失いつつあります。

 特にルハンはEXO内で一番人気のメンバーとして名前を挙げられることも多く、グループに与えるダメージは計りしれませんが、先にイチ抜けしたクリスがすぐさま中国映画に主演し、中国で精力的に活動しているのを見ると、ルハンがSMと和解してグループに舞い戻る可能性はかぎりなく低そうです。それに弁護士事務所もクリスと同じところですからね。脱退のシナリオはだいぶ前から練られていたに違いありません。

 中国人ファンはルハンが中国に帰還したことを喜んでいる向きもありますし、「中国に帰ってしまったら手のほどこしようがない」「韓国人に中国人はコントロール不可能」などの意見も出ており、全体的にはあきらめムードが広がっているようです。クリスの前例ですでに慣れっこになってしまった面もあり、残る2人の中国人メンバー、レイとタオの今後の動向が気がかりといえば気がかり……といったところでしょうか。

 クリスとルハンのこの脱退劇を含め、今年のSMはとことんツイてない感じです。業界最大手事務所がここまで災難に見舞われるとは……厄払いでもしたほうがいいんじゃないか、と余計なお節介を焼きたくなるくらい、ダメダメな印象が拭えません。SMを襲った災難リスト、ざっとまとめてみましょう。すでにいくつかは当連載でも取り上げられています。

大手事務所のスキャンダル列伝

●1月:少女時代の人気メンバー、ユナが若手人気俳優兼歌手イ・スンギとの熱愛を認める。

●4月:少女時代のヒョヨンが自殺騒ぎの末、恋人を暴行したとする痴話喧嘩が警察沙汰となる。少女時代のティファニーが、人気グループ2PM(トゥーピーエム)のニックンとの交際を認める。

●5月:EXOのクリスが専属契約の解除を求める訴訟を起こす。

●6月:EXOのベクヒョンと少女時代のテヨンの〈社内恋愛〉が報道され、2人が最終的に熱愛を認めるも、ファンからのバッシングがしばらく続く。

 熱愛発覚がすぐさまバッシングに繋がるかというとそうでもなく、ユナ&イ・スンギは、それまでの2人にクリーンなイメージがあったため、「優等生カップルの誕生」とお祝いムードでおおむね迎えられた感がありますが、ベクヒョン&テヨンは最悪のバッシング攻撃にさらされました。

 オープンカーでの深夜デートと車中キスがスクープされ、Instagramで互いの愛情を示すような秘密めいたやりとりをしていたなど、トップアイドルとしては軽率な行為がファンの神経を逆撫でする結果となったのです。

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 少女時代は人気のピークを過ぎ、メンバーの公開恋愛によって、かろうじてニュースバリューを維持するという面は少なからずあると思うのですが、EXOは人気絶頂時ですからね。それにクリスがグループを去った直後の微妙な時期だったので、非難はさらに加熱しました。

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