しかし、美雪の指に光るゴールドのリングは、森田の指にはめられていたものとお揃いであったという。ジャニーズアイドルには「ペアリング好き」な男性が少なくないが、森田も例に漏れず、なのだろうか。
こうなると、二人が今も交際継続中なのは明らか。美雪は森田宅の合鍵も所有しているし、彼女のブログに頻繁に登場する愛犬を森田が抱えているところから見ても、同棲状態と考えられる。10月の破局報道は、森田の固定ファンを逃すまいといしたジャニーズ事務所の策略であると邪推されても仕方ないだろう。
これまでに何本もの舞台に出演し、すでに舞台役者として高い評価を受けている森田。11月28日からは東京の新国立劇場で『ブエノスアイノス午前零時』に主演、一人二役を演じることでも話題を集めている。今やアイドルとしてより、実力派俳優としての需要が高くなりつつあると言っていいだろう。35歳という年齢を考慮すると、アイドルとしての人気を再燃させるより、これからは「元アイドル、今は演技派の舞台役者」としてのポジションをしっかりと固めていくのが妥当だ。
実際、森田以外のV6メンバーたちも、脱アイドルを目指してそれぞれの道を確立しはじめている。たとえば、最近自身が司会を務める情報番組『あさイチ』(NHK)で有働由美子を守るかのような男気発言で話題をさらったイノッチこと井ノ原快彦は、「好感度の高いさわやかパパ&朝の顔」。坂本昌行は「ミュージカルスター」、長野博は「変人グルメ王」、三宅健は「悠悠自適にバラエティ」、岡田准一は「イケメン実力派俳優」と、個性を活かして活躍の場を着実に拡げているのだ。はたから見ると、森田自身も舞台俳優としてやっていく覚悟をすでに決めているようにも見える。ジャニーズ所属とはいえ、30歳を過ぎてもアイドル扱いされて「彼女いません/結婚しません」というキャラを貫くのはムリがあるのだ。
4月の段階で美雪の職業についての質問を受け「職業は関係ない。みんな一緒」ときっぱり言い切った森田。合鍵、そしてお揃いの指輪となると、そろそろひとりの男としてけじめをつける日も近いのかもしれない。
(エリザベス松本)
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