全部V6が悪い?
教育評論家の尾木直樹先生は、「三宅くんがルーズになったのはV6のせい」と断言。三宅くんがV6に入った中学生時代は、ちょうど思春期の頃で「自立して自分と向き合う一番大事な時期」だったらしい。そんな時に6人組に入ったのは「致命的」だったようだ。尾木先生の分析によると、
・イノッチ→ほとんどママ役
・長野博&坂本昌行→料理上手でほとんどお父さん役
という“V6内親子関係”が成立していたことによって、三宅くんがわがまま放題になってしまったのだとか。それを聞いて「じゃあ僕は悪くないってこと?」と悪びれもせず素直に言っちゃう三宅くん。も~、無邪気なお子ちゃま発言過ぎるっしょ……。
そして、“6人”という人数自体も良くないと指摘する尾木先生。なんでも、グループ活動で一番良い人数は“3~4人”だそうだ。6~7人でのグループ活動というのは、1~2人手を抜いても成り立ってしまうらしい。しかし、何の問題も起こしてないのに今さらメンバーを減らすという荒技の提案は、さすがに現実的ではないだろう。
そんな中、三宅くんのことを深く理解し、激しく自分と同じ人種であると察知した脳科学評論家の澤口俊之先生が口を開いた。
「自分が悪いとか、自分が直そうと思っていても直せないっていうのがこの方(三宅くん)なんですよ。自分が悪いと思っていても繰り返すんです!」
と、自分と三宅くんのダメダメな類似性を挙げていた。そういうタイプに一番効くのは「罰を与えること」らしい。例えば「時間に遅れたら罰金を取られる」など、「周りから罰を与えることで時間が守れるようになる可能性もある」とのこと。
また、植木先生によると「遅刻する人やギリギリまでできない人というのは“かまってちゃん”が多い」そうだ。その話に三宅くんが何度も頷いていたので、どうやらそれは自覚していたようだ。“かまってちゃんタイプ”の人に対する罰は「シカトされること」などの「報酬の除去」という考え方が効果的とのこと。
今回、三宅くんの悩みに対して評論家の先生方が様々な解決策を提案してくれたわけだが、この先、テレビ番組で敬語をキチンと使うようになったり、時間をキッチリ守るようになってしまったら、三宅くんらしさが薄れてしまうのではないだろうか?
V6メンバーや周囲の方々は対応に大変なこともあるかもしれないが、三宅くんにはいつまでも“かまってちゃん”らしさ全開で、大御所にも果敢にタメ口をききながら無邪気に笑いをとりにいっていただければと思う。この先、彼がテレビ的にどんな面白い計算で笑いを弾き出していくのか楽しみだ。
■テレ川ビノ子 / テレビが大好き過ぎて、頼まれてもいないのに勝手にテレビを全般的に応援しています。おもしろテレビ万歳!