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韓国人男性「ココがかっこいい!」――その男っぽくて人情味ある生態

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意外と論理的

 韓国人男性と話していて常々思うことは、話が論理的かつ情緒的で面白いということだ。カタコトの日本語をしゃべっているとあまりわからないのだが、韓国語をしっかりとしゃべると会話がうまいし、面白い

 韓国人男性の口癖は「この話は○つの角度から見ることができる」とか「重要な点は○つだ」などである。つまり、話を要点で整理してしゃべる能力に長けている。少し真面目なことを言うと、韓国語は話し言葉に適しているのではないかと感じる。韓国語には感情や物事を描写する表現が豊富だ。

 また韓国人男性は、話を何倍にも〈盛る〉術にも長けている。たとえば、タンスの角に小指をぶつけただけなのに、全身が粉砕骨折したように話す。否定的な意味ではなく、つまらない話でも面白くする能力に長けているという意味である。韓国人男性と話していると、聞いているときはすごく面白いのに、後になって話の主旨をまったく思い出せないことが多々ある。仕事だとやっかいだが、友達や恋人になったらきっと楽しいんだろうな、「かっこいいな」と感じる。

とにかく自信満々!

 これは、誰も異存がないところだと思う。韓国人男性は、平均的に自分に対する自信に満ち溢れている。究極にポジティブなのである。韓国人は〈心の壁〉が低い。たとえば、誰かが何かの分野で成功したとする。平均的な韓国人男性は、うらやましいとか、すごいとかはあまり思わない。アイツにできるなら俺にもできる、と考えるのが一般的である。

 この自信満々さは、チームプレイ、特に合コンなどには不向きである。みんなが、自分が一番だと思っているので、後輩や友達でなければ、常にライバル心がむき出しの戦いになる。譲り合いなど、ほとんどない。常に自分が気に入った女性に一直線である。一度、合コンで好きになった女性を巡り殴り合いをはじめる知人を見た。もちろん、女性はドン引きである……。なぜ、そんなに自分に自信が持てるのか、僕にはいまだに謎だが、その根拠のない自信でポジティブな面は男として「かっこいいな」と思う。

 これ以外にも、まだ知られていない韓国人男性の生態はまだまだある。日本人男性とかなり異なる面が多く非常に面白い。一度、注意深く観察してみてほしい。

 

■河 鐘基
 「ソウルの男と女」という企画で長らく連載させていただきましたが、一身上の都合で今回の記事が最後となりました。読者の皆さまには、これまで記事に目を通していただいたこと、心から感謝いたします。ありがとうございました。
 また、messy編集部の皆さまには、貴重な紙面(スペース)をいただき感謝しております。女性のみなさんが求める記事を書くことに不慣れな私に、またとない機会を与えていただき、たいへん貴重な経験をさせていただいたと思っております。 加えて、取材に協力いただき、本音を恥ずかしげもなくご提供いただいた韓国のみなさんにも心から感謝いたします。
 まだまだ、日韓関係が回復する兆しは見えてきませんが、日韓に住む人々がお互いの国や文化を知り、心で交流し、ともにクラブで踊り、恋をすれば、明るい未来が待っていると思います。 最後にmessyの益々のご健勝と発展を祈願しながら、締めの言葉とさせていただきます。

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河鐘基

エンターテイメントから政治まで、韓国の社会問題を広範囲に取材。雑誌やウェブ媒体を中心にライター活動を展開中。K-POPも好きだがAKB48の方が好きという、韓流ライターにあるまじき趣味を持つ。さらに正直に言えば、ローラのほうが好き。