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天気の話をするホストは辞めてしまえ

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何回かホストに連れていってもらったことがあるけど、一度も楽しいと思ったことがない。
どんなに酒を飲んでから行っても、安くて不味い月をたらふく飲まされても、アホみたいに高いシャンパンを飲んでも、なぜか酔えない。
冷めた気持ちで彼らを見てしまう。
仲良くなったホストの男の子もいるし、営業後に朝までキャバクラ行ったりして遊んだこともあるが、一ミリもときめかなかったし、彼らを目当てに通おうなんて、これっぽっちも思わなかった。

それは、彼らの顔がたいしてイケメンではなかった、とか、歌が上手くなかった、とか、酒の作り方や火の付け方がイマイチだったから、とか、そんな理由ではないんだと思う。

私がホストにときめかない理由

 1. 源氏名がダサすぎ

ホストの源氏名は、キャバ嬢とは種類が違う。キャバ嬢はお店のボーイに適当に付けてもらったり、本名をもじったり、なんとなく可愛いから、という理由で付ける子がほとんどだ。ちなみに私は本名で働いていた。「本名です」と言っても、客は誰も信じなかったけど。
さて、ホストの源氏名だが、彼らは自分で考えてるのか、誰かに命名されているのか知らないが、何故か似ていて、ヴィジュアル系バンドにいそうな名前が多い。
たとえば、”皐月 龍雅”とか”流星 蜜輝”とか、BL小説に出てくるような源氏名もよくある。
まず読めないし、トイレとかにデカデカとそいつの顔面アップポスターが貼ってあったりすると、マジで萎えるよね。
“蒼井琥珀 聖誕祭!”とか書いてあると、萎えるを通り越して笑う。

馴染みの無さすぎる源氏名は、ダサいし、キモい。

2. 会話がしょうもない

私が初めてホストにいったとき、席についてくれた男の子が発した第一声は「今日あったかいっスね。」だった。
私は「そ、そうだね…」としか言えず、ホストってこんな会話するとこなの!?と動揺したのを覚えている。
その後も大した話もせず、「初めてのホストどう?」とか「早くあったかくなってほしいね(この時は冬だった)」とか、後半はひたすら天気の話をしていた。

あのな、

なんで高い金払ってイケメンでもないお前と、不味い鏡月飲みながら天気の話をしなきゃなんねーんだと。

彼はもしかしたら新人だったのか、体入だったのかもしれないが、お客からしたらそんなことは関係ない。
経験が浅いなら、浅いなりにベテランと一緒に席に付け回しするべきだし、どうしようもない会話をされてもまた来ようとも思わない。
そのくせ、つまらない話を延々したあげく、「俺もお酒いただいていっスか?」じゃねーよ!!

お前は東京の水道水で我慢しろ!!!

最後に

ホストにハマる女はハマるし、一度に何百万も使う人もいる。

ただ、私がホストに興味のない人種なだけ、と言えばそれで終わるが、「人それぞれ」なんて答えは本質から目を逸らしただけの的外れな回答だと思っているので、あえて断言させて頂く。

ホストもキャバ嬢も顔じゃない。

ただ、お前と話すために金を払っている客がいるということを肝に銘じて、今後二度と天気の話はしないように!!!

導入で使うなら1分だけにしておけ!!!

■おはなちゃん/ オープンスケベ。4歳で初めて股をこすってから、性に目覚めた21歳。普段は女子大生、事務アルバイトをこなしながら日々性をを楽しんでいる。おじさんキラーであり、現在24歳年上のおじさまとお付き合い中。

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おはなちゃん

オープンスケベ。4歳で初めて股をこすってから、性に目覚めた22歳。普段は女子大生、事務アルバイトをこなしながら日々性を楽しんでいる。おじさんキラーであり、現在24歳年上のおじさまとお付き合い中。