
Photo by Grzegorz Kamiński from Flickr
人間の三大欲求は食欲・睡眠欲・性欲であると言われています。しかし、食事や睡眠を取らない場合に体に何らかの支障を起こすことはあっても、性欲が満たされないからといってすぐさま健康に害を及ぼすという話はあまり聞かれません(欲求不満が結果的に体の不調につながるケースもあるかもしれませんが)。
今回、お話を聞かせてくれたKさん・28歳は、5年以上セックスをせずに過ごしているのだとか。彼女の「ノーセックスライフ」とは、一体どんなものなのでしょうか?
――最後にセックスしたのはいつですか?
K「23歳の時ですね。当時、私が仕事で転勤になって、大学時代から付き合っていた彼氏と遠距離恋愛になって別れて。それっきりです」
――ちなみに、いままでの経験人数は?
K「6人かな」
――相手は全員彼氏ですか?
K「そのうち2人はナンパされてその日のうちにヤッて、一回きりの相手ですね」
――ご自身の性欲は強い・弱いで言えばどちらでしょう。
K「3年付き合ってた元彼に対しては自分からしたいなって思うこともありましたが、それ以外の相手にはそう思ったことがないので、どちらかといえば弱い方だと思います。基本的に彼がしたいから合わせる、みたいな」
――5年以上セックスしていないとのことですが、その間は全く恋愛してないんですか? オナニーもしないんでしょうか。
K「そうですね。仕事柄、全国各地に転勤になる可能性があって、しかもいつその知らせが来るかもわからないんで、彼氏を作る気になれないんです。もし彼氏ができても、また転勤になったらどうせ遠距離恋愛になるし、と思って。そもそも、縁もゆかりもない土地に転勤させられるので友達や知り合いもいないし、出会いもありません。オナニーに関してはいままで生きてきて一度もしたことがないので、そこは変わらずです」
――現在セックスなしライフを送っていて、何か変化はありましたか?
K「元からあんまり性欲がないので、特に困ることもなかったんですが、だんだん性欲がゼロからマイナスになっていってるなーとは思います。あと、恋愛が身近じゃなくなったせいか、人生で初めてアイドルにハマっちゃって(笑)。いまはBIG BANGのライブに行ったり、彼らのDVDを見ることが生き甲斐ですね」
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