「日本の女性は、体重にこだわりすぎ!」
これは、ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントを務めた“美女養成のプロ”エリカ・アンギャルさんが日本人女性のダイエット信仰に呈した苦言。身長がいくつでも40キロ台や30キロ台の体重を目指してしまう日本人女性たちについて、「スリムじゃなくてスキニーを目指しちゃってるのよね」――おっしゃる通りです。
そもそも「男は少しふくよかな女性を好む」「痩せすぎは敬遠される」なんて、もう何百万遍も(耳にタコができるくらい)聞いた話。一方で、モデルのように痩せていなければ洋服をカッコよく着こなせないという思い込みも払拭できません。たとえば身長158cmなら、体重は43kg。身長154cmなら体重39kgが目標、とか……。
だけど、体重は変わらなくても(あるいは増えても)、食生活の改善や運動などの努力によって、スキニーではないヘルシーなスリムボディを手にすることは可能なはず。数値にこだわらず、健康で見た目も美しいからだづくりをしたい! そのためには、体中のダレたお肉を正しい位置に戻すこと。そこで最近ウワサになっているのが、『おっぱい番長の「乳トレ」 ダメ乳、ポッコリお腹、肩こり撃退!』(講談社)です。
貧弱Cカップは実はEカップだった!
10月中旬に出版されるやいなや、Amazonベストセラーランキングで1位に躍り出たエクササイズ・メソッドブック『おっぱい番長の「乳トレ」』。著者は、“整体師”の朝井麗華さん(35)です。
お、おっぱい番長!?
もともと、東洋医学を学び経絡整体の施術を行っていた朝井さん。ゴッドハンドと呼ばれる手を使ったマッサージで、血液循環やリンパ節などの経絡に沿って骨のキワぎりぎりに触れたり、癒着した筋膜をはがしていく彼女の施術は「超絶痛い!」で有名だと言います。しかしそのマッサージを継続して受けた人々には、本来の目的である全身のコリ解消以外にもなぜか共通してある変化が。それが「バストアップ」だったそうで、一度の施術でバストトップの位置がぐんと上がり、貧相なデコルテもふっくら、数回通うとカップサイズが上がり形も整ううえにウエストもくびれ、胃腸のはたらきも向上……。なんですかそのイイコト尽くし!!
理由は、体の中心に位置するバストは、肩や背中・胸の筋肉の影響をダイレクトに受けるから。特に大胸筋はデスクワークなどの偏った姿勢の影響で縮こまり、99%がろっ骨にへばりついてガチガチな状態だといいます。体が緊張していれば硬くなり、ほぐれていればふんわりとボリューミィになる、それが“おっぱい”なのだそうです。
この施術メソッドを伝えることで、健康でほぐれた体づくりをし、理想的なバストも手に入れてしまおうというのが『おっぱい番長の「乳トレ」』。ではその一部を実践してみましょう。