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壁ドンも頭ポンポンも嫌い!女優・遠藤久美子の恋愛観に共感多数 

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『月刊遠藤久美子』新潮社

『月刊遠藤久美子』新潮社

 かつて『ウリナリ!!』(日本テレビ系)の“芸能人社交ダンス部”などに出演し、アイドル的人気を集めていたエンクミこと遠藤久美子(36)が久々にバラエティ番組に登場した。

 9日に放送された『今夜くらべてみました』(同)に出演した遠藤は、休日の過ごし方や恋愛観を語った。10代から芸能界で活動する彼女がプライベートを明かすのは珍しいことなうえ、テレビ登場もご無沙汰だったことから、その内容はネット上でも注目を集めている。

 遠藤は休日を公園で過ごすことが多いらしく、一人で公園のベンチに座りCDプレーヤーで落語を聴きながら笑う様子や、延々と手芸に励む姿が公開された。買い物や映画、音楽フェスにもひとりで行くらしく、いわゆる“おひとりさま”を極めている。

 また、結婚歴のない彼女は自分自身を「すごいつまらない」と評価し、「(自分が)つまらないから(相手が結婚)したくないと思います」と自虐ふうの自己分析をしてみせる。過去には結婚を意識した男性もいたそうだが、結婚したい意思を伝えても「相手にされない」んだそうだ。

 結婚したいのにできないというと、多くを求めすぎてしまい重くなるタイプなのかと思いきや逆で、彼女は恋人にはそばにいてくれるだけでよく、会話もいらないという、相手に求めない主義らしい。一般的に女性が好むスキンシップのひとつで女性を落とすテクとして認識されている「頭ポンポン」をされるとイラッとし、また、いま流行の“壁ドン”も「はあ? って思います」と嫌悪感を示した。

 そんな遠藤の恋愛観に、ネット上では男性から「めんどくさそう」「かなりこじらせてる感じ」といった否定的な反応が出る一方で、女性からは「私と一緒だ」と共感する声もあった。

 自己評価が低く、ネガティブになりがち。そんな自分と付き合ってくれる恋人にはそばにいてくれるだけでいいと言いつつも、NG事項に触れる行為をされると即嫌悪感に変わる。確かに遠藤のような女性は多いかもしれない。理想と現実の狭間で揺れ動く女性のリアルではないだろうか。それにしても、女優という職業の人間がこうやって素直に複雑な心境を語ることは稀で、ともすれば遠藤はトークバラエティで重宝されるポジションにつけるかもしれない。
(ルイコスタ松岡)