恋愛・セックス

処女コンプだった女子が脱バージンで“セックスありきの関係”に悩む矛盾

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Photo by Kate Alexand from Flickr

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 現在放送中のドラマ『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系)では、30歳の恋愛経験なし・処女のこじらせ系女子が主人公になっています。加えて、昨今ではある程度年齢を重ねてもセックス経験がない女性を指す“高齢処女”なんていう言葉もあるようです。初体験が早いか遅いかに優劣はないと思いますが、自分の性体験が「周りの女友達と比べて乏しい!?」と不安を感じたことがある人は多いかもしれません。

 今回、お話を聞かせてくれた22歳のRさんはそんな不安をかつて感じていた女性の一人。彼女は22歳になるまで恋愛経験がなく、処女をコンプレックスに感じていたそうですが、3カ月前に初カレができ、初体験も果たしたとのこと。しかし、そんな彼女はバージンを卒業した現在、また違った悩みを抱えるようになってしまったというのです……。

――処女である、ということをコンプレックスに感じていたのはなぜですか?

R「中3あたりから処女を卒業したっていう友達が周りに出てきて、その頃は『ふーん』みたいな感じであまり興味もなかったんですが、高3になるとほとんどの友達が経験済みになっていて。当時は、私も好きな人がいて付き合いたいなって思ってたんですがうまくいかず、友達同士がエッチについて話している時に気まずさを感じるようになってました。『お願いだから私に話を振らないで~(泣)』って思ってましたね」

――ということは、セックス自体には興味はあったんですね。

R「そうですね。友達の中には、初体験をするためにネットで年上の男の人と知り合って、その人にしてもらったっていう子もいたんで、私もそうしようかなと迷ったんですが、やっぱり怖くてやめました……。大学に入っても彼氏ができないままで、気づいたら22歳になってました」

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