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やしきたかじんのひとり娘と未亡人。金と名誉をめぐる争いの火ぶたがついに切られた!

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 しかしHさんは、「重婚疑惑」そのものは問題にしていないようで、「別にイタリア人の旦那さんがでてきてもいいじゃないですか。ですがさくらさんにとって都合の悪いことは書かれていない。つまりは真実を書いていない」として、徹底抗戦の構えだ。Hさんは、たかじんの闘病期間中に一度も見舞いに行かなかったのは事実としながらも、その理由は「行きたくなかったから」ではなく、たかじんとまったく連絡が取れず、入院先もわからなかったからと説明。「自業自得やな」と言う内容のメールを送ったことについては否定している。これに対してさくらさんは「主人が娘さんからのメールを見たとたん、そう言った」と自分の記憶に間違いがないことに自信を持っているようだ。ただし、Hさんが送ったとされるメールは現在はたかじんの携帯電話の中には残ってはいないようで、この点については証拠の文面をHさんが提出できるかどうかにかかっていると言えるだろう。

メモ偽造疑惑と遺産相続の行方

 「週刊新潮」では先述のように、イタリア人男性との離婚受理書の画像を掲載しているが、のみならず、「殉愛に登場する、たかじんさんが書いたとされる多くのメモはねつ造ではないか」という疑問についてもさくらさんが回答。「筆跡鑑定の結果、あのメモはたかじん氏による真筆だと結論づけました」という筆跡鑑定人の実名入りコメントを掲載している。「週刊新潮」は、重婚説・メモ偽造疑惑ともに、はっきりと否定し、“百田・さくら派”の立場を取った形だ。

 さくらさんとHさん、2人の名誉に関する問題もさることながら、やはり争いの焦点となるのはたかじんが残した8億6千万円ともいわれる巨額の遺産相続問題であろう。

 さくらさんによれば、遺産のうち6億は寄付、残りはさくらさんに――というのがたかじんの遺言なのだというが、「現在はまだ遺言執行者の判断が下っておらず、一部の不動産の名義を変更しただけで、ほとんどの遺産の相続はストップしています」とのこと。遺言が執行されないのは娘であるHさんが遺産に対して遺留分減殺請求をかけているためであるという。

 遺言に関してはたかじんの肉声テープが残されており、この中でたかじんが「(Hさんに対して遺産は)やらん」と弁護士に話しているのが、(非常にかすれた声ではあるが)聞き取れるという。これに対してHさんは「娘に相続させないと言い残すのはあまりに不自然です。父が遺言で言わされたのかどうかはわかりませんが、父のことを愛した奥さんなら、その家族も大事にするはずです。私は法外な要求をしているわけではなく、法律で守られている権利を主張しているだけです」と主張している。

 浪花のカリスマと呼ばれたたかじんの一人娘と未亡人。この2人の名誉と遺産をめぐる泥沼の争いからは、来年も目を離せそうにない。
(エリザベス松本)

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