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ブログ界で横行する「記事泥棒」に遭う…。管理会社の対応も大いに疑問!

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 その不届き者ブロガーが利用しているのは、アメブロでした。私がブログをはじめたのもアメブロでしたが、ある日突然、「強制退会」させられました。その件も納得していないことだらけですが、別の話なのでひとまず飲み込み、さっそく専用フォームから削除申請をしました。

 するとメールで、「プロバイダ責任制限法」に基づいて事を進めるという通知がきました。そのために、まずは申請書に必要事項を書き込み、「押印と同じ印影の3ヶ月以内の印鑑登録証明書」「住民票、パスポート、運転免許証、保険証等の、ご本人様であることを証明できる公的書類の写し」を添えて提出せよ、との指示がありました。これは、個人が削除申請をする場合の手続きです。

 ……な、なんという手間! 盗んだ人は一瞬でコピペできているのに、盗まれた側はわざわざ区役所にいって印鑑登録証明書をもらい(しかも手数料付き!)、身分証明になる書類をコピーして送付しろ(コピー代や切手代が必要)と!? 呆気にとられました。プロバイダーなんちゃら法は、ネット上の健全さを守るものではなく、ブログサイトの「お客さん」を守るためにあるものではないかと思ってしまいました。登録しているブロガーさんは「お客さん」だから、たとえ盗みを働いていようと、そっちを守るのが管理会社なんだぁ~と。これは面倒だと感じた被害者が申請させないようにする、水際作戦ではないかとも感じたほどです。

証明できない!

 そして、ここにひとつ問題があります。私にとって「桃子」というのはバイブコレクターとしての活動名です。本名ではありません。ネットの世界ではこれが通例ですよね。当のアメーバに登録しているブロガーさんにしたって、ハンドルネームというかペンネームで執筆している人が大多数だと思います。問題とは、上記の書類を出したところで、私が元記事を買いた「桃子」であることを証明できないということです。それをもってして「削除できない」となれば、こんな理不尽なことはありません。

 そもそも削除申請の折、元記事は知らせてあります。アメブロがmessyに電話でも何でも問い合わせてくれれば、「あー、たしかにそれは無断転載ですね、困りますね」と編集の方が返答してくれるでしょう。それで削除するだけの材料がそろうじゃん……というのは法に暗い素人考えで、プロバイダーなんちゃら法ではNGのようです。この法律は、あくまで盗まれた側に手間と負担をかけさせるものであり、それがない限りは自分たちは動かなくていいというエクスキューズを管理会社に与えるものなんでしょうか?

 この件について、メールで問い合わせました。すると、「本人確認が必要である」「一次記事を知らされても、掲載許諾の有無等を判断できない場合は、法に基づく削除請求の案内をする」の一点張り。何にも回答していないに等しい返信がきました。

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桃子

オトナのオモチャ約200種を所有し、それらを試しては、使用感をブログにつづるとともに、グッズを使ったラブコミュニケーションの楽しさを発信中。著書『今夜、コレを試します(OL桃子のオモチャ日記)』ブックマン社。

@_momoco_

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