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コンドーム親バレ事件で深まった女同士のアツい友情

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 先日、小中学校時代の同級生と忘年会をしました。その時、中学時代に起こった私と友人の“女の友情エピソード”が話題に上がったのですが……。

 それは、私が中3の時のことです。同級生のももちゃんから、初めての彼氏ができたという報告を受けました。私は自分のことのようにうれしくなり、ももちゃんにコンドームをプレゼント。確か、青と黄色の星柄のパッケージのポップなコンドームだったと思います。そして「これで初体験したら、どーだったか教えてねっ☆」と伝え、ももちゃんからの初体験エピソードを聞くことを心待ちにしていました。

 しかし交際報告から3カ月が経っても、ももちゃんが初体験エピソードを話してくれる気配はありません。「もしかして恥ずかしいから隠してるのかな?」と思い、ももちゃんに「そろそろヤッた?」と聞きましたが、「まだ全然そういう雰囲気にならない」「このままだといつまでたってもエッチできる気がしない」とシュンとするばかり。ももちゃんの彼氏は他校のタメの男子ということでしたが、セックスどころか手もつなごうとしないシャイボーイだったらしいです。ただ、彼らは毎週のようにお家デートをしているようだったので、私は「こりゃヤるのも時間の問題だろうな……」と思いながら、ひたすらももちゃんからの報告を待ちました。

 そして、私がコンドームをプレゼントしてから半年が経った時、ももちゃんが神妙な顔つきで「ロリルミちゃん、ちょっと……」と私を呼びました。ももちゃんの表情から「これはもしや破局報告?」「まさかの怖い先輩から呼び出し?」と不安を覚えながら彼女についていった私は、体育館裏で衝撃の告白を受けました。

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Lollipop-Rumiko

通称ロリルミ。中学1年で済ませた初体験を皮切りにビッチ街道を突っ走ってきたが、ここ数年それに疑問を感じ始めている26歳。しかしまだ完全にビッチを卒業することはできず。好きな男性のタイプは、ちょっとSなクンニスト。最近の悩みは、夕方になるにつれてクッキリしてくるほうれい線と、過度の飲酒と白米の食べ過ぎによってできた腰回りのぜい肉。