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過剰な整形依存かナチュラル加齢か…「劣化」芸能人の宿命とは

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左上:長澤まさみInstagramより/左下:坂口杏里オフィシャルブログより/右上:平子理沙オフィシャルブログより/右下:『FLY』avex trax

左上:長澤まさみInstagramより/左下:坂口杏里オフィシャルブログより/右上:平子理沙オフィシャルブログより/右下:『FLY』avex trax

 加齢や老化が“劣化”と悪意を込めた呼び名に取って代わられて久しい。2014年も多くの女性芸能人の“劣化”が、興味本位で取り沙汰された。一時的に“劣化”しても、持ち直してかつての美しい姿を取り戻す場合もあれば、そのまま一気に老け込んでしまうこともある。もともと人並み以上に優れた容姿を買われて芸能界入りした女優・タレントたちは、やはり一般人の数倍、いや数十倍も美容に気を使い美貌を維持するものだが、人間である以上当然訪れる加齢のみならず、本人の美的感覚の過剰なこだわりによって個性的な姿に変貌してしまい“劣化した”と見なされる例も珍しくはない。今回は、劣化芸能人を劣化パーツや原因別に分けて紹介していきたい。

 まずは、「シワ部門」から。女優の長澤まさみ(27)は、自身のInstagramにアップした数枚の写真における目尻や頬、口元に刻まれたシワが年齢以上の老け込みを感じさせるとして話題になった。元々ナチュラルさが魅力で、顔をクシャッとさせる無邪気な笑顔が印象的な彼女だが、まだ20代ということもあり、小じわが目立ち過ぎることに違和感を覚えるユーザーが多かった様子である。シワといえば宮崎あおい(28)も有名だが、今年はそれだけでなく上瞼のくぼみが話題になり、「60代みたい」と大幅な老け具合が心配された。ただ、宮崎の場合は劣化が指摘されたのはテレビ出演時の動画キャプチャーがネットにアップされたことがきっかけであり、修正後の雑誌・広告写真では相変わらずの少女性を保持している。たまたま切り取られたシーンの写りが悪すぎたのかもしれない。

 続いて、「激変部門」。数年をかけて「誰だがわからない」とネットユーザーを不安がらせるほど顔面激変を遂げたのが歌手のBoA(28)だ。CDリリースの際にジャケット写真を3パターン展開した時には「3枚とも違う人に見える」と動揺する人が続出した。ジャケット写真については画像修正の影響もあるだろうが、CDリリースの度に「また顔が変わってる?」との指摘が出るようになり、すっかり顔の印象が安定しない人物となってしまった。テレビ番組出演時も別人のような姿で登場していることから、フォトレタッチ技術による激変だけでないことは明らかだ。

 また、年上芸人との熱愛でも話題を振りまいたタレントの坂口杏里(23)の激変ぶりも度々ネットで話題になった。かつて純アジア系だった彼女の顔は、いまや鼻筋がシュッと通り、幅広二重に涙袋はプックリという“若い女の子がなりたい顔の要素を全部詰め込んだ”風である。本人は満足したかもしれないが、10代を知るファンからは「昔の方が素朴でかわいかった」という声が後を絶たず、激ヤセ体型もあいまって坂口の精神状態を心配する人も多い。

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