急がなければ次のバス発車時刻など予定に間に合わないという場面でも全く焦る素振りを見せず、蛭子以上のマイペースを貫くマルシア。おまけに「何か飲みたい」「お腹すいた」の連発で、太川にロケ地在住の女子高生の自転車を借りさせてコーヒーを買いに行かせるワガママぶりに、いつもは温厚な太川があからさまな苛立ちを見せる始末だ。バス乗車中、カメラが回る“仕事モード”の状態で、蛭子以上に深く眠りに落ち、蛭子と太川が困惑するシーンも。そんなマルシアの登場で番組が面白くなり、笑いの連鎖につながるならば良いのだが、放送時間3時間半オーバーという長丁場もあってか視聴者も実況スレッドやSNSでこれでもかというほどマルシアへの不満を書き込みまくり、正月早々スレが伸びていた。
一方、他の出演者を戸惑わせ、待たせ、振り回しまくるマルシアには「これぞラテンの女w」と納得するコメントもあった。あまりにワガママかつ不満タラタラのマドンナ出演によって、あの蛭子がしっかり者の役目に回らざるを得ない今回の構成も、制作側としてはマンネリ化防止という狙いがあったのかもしれない。
ちなみにマルシアの元夫で、マルシア不在中に自宅ベッドに女性を連れ込み、帰宅した妻と鉢合わせするという「矢口離婚」の先駆けをはたらいた大鶴義丹(46)は、昨年12月30日に同じくテレビ東京系で放送された『ヨーロッパ横断 トラック乗り継ぎ旅』に出演。モナコからリスボンまで、単独でトラックによるヒッチハイク旅を敢行していた。
(犬咲マコト)
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