
Photo by Wonder Woman from Flickr
年末年始のお休みもあっという間に終わり、いつもと変わらない学校や仕事の日々に戻った頃ですが、読者の皆さんはどんなお正月を過ごされたでしょうか? 小町には、1月1日からトピ立てしている人がいるものです。その内容もけっこうエグい。今回はそんなトピをご紹介。
「夫と離婚する予定です。『一緒に家事育児をしてくれない夫はいなくていい』」
トピ主は30代女性で夫との間に1歳の娘がいるが、夫から離婚を切り出されたという。原因は「はっきり言って私に夫がいる必要がなかったから」だそう。離婚の話になるまでに、夫婦はこんなやり取りを交わしたようだ。
夫「帰ってきたらご飯くらい作ってくれるものじゃないのか」→妻「私が帰ってきた時ご飯作ってくれたことあった?(勿論無い)」
夫「掃除はもう少しできないの?」→妻「貴方はやらないの?」
夫「子供が小さい時は母親が側にいてあげるべきだ」→妻「父親がいてあげても全然問題ないよね」
などなど。「上記のやり取りは男性がよく女性に求めることだと思いますが、なんで女性から男性にそれを求めるとこのようにキレるんでしょう?」というトピ主だが……いつもは離婚をすすめるコメントやトピ主擁護が多い小町だが、なぜかこの相談に対しては批判的なコメントばかりだった。
「可愛い女房となって、男性から最大に愛される女になって母親のように尊敬されるのですよ。それがめんどくせーならシングルマザーとなって世間の冷たい目にさらされながら娘を育て上げなさい」とシングルマザー蔑視のコメントや、「世の男性に当たるような無様な真似は控えた方がいいですよ」など、女として・妻としてもう少し上手く立ち回るように苦言を呈するものが目につく。
筆者ははっきり言ってこのトピ主と同じ考えだが、出産時は女性が仕事を休み男が働く、という形が一般化している現代日本では、トピ主の夫のような男性が大多数で女性でもそれに追従した意見を持つ人が多いのが現状なのだろう。いろいろと勉強になるトピだった。このトピ主は働いていれば夫より収入は上、しかも住居もトピ主の持ち家だというから、別れない理由はほとんど見当たらないが、最後に「夫と話をすることにした」というレス後、最終報告は上がっていない。
夫もトピ主も38歳、3歳になる息子がひとり。元旦の昼に夫が「昼食はいらない」と言い残し、家を出て行った。夫の「ショッピングモールに行こうか」という誘いに、トピ主が「家でゆっくりしたい」と返したことで彼は機嫌を損ねてしまったのだという。トピ主は「年末からの大掃除とおせちなど新年の準備で正直疲れ切っており、あまり出かける気分ではありませんでしたし、家にはたくさんお正月用の食べ物があるのにわざわざモールのフードコートで食事をするのも気が進みませんでした」との言い分だが、夫は「出かけたくないならいい! お前は自分のことしか考えない自分勝手な女だ!」と言って出て行ってしまったのだという。
しかし夫は年末の大掃除の一切をトピ主に任せきりで、おせち料理も「子供の教育のため、きちんと作るべきだ」と命じるものの手伝ってはくれず、子供の相手をしながら掃除と料理に精を出したトピ主はへとへとだった。それでも夫の機嫌を損ねないためモールに行くべきだったか、という相談だ。
自分勝手な夫を持つトピ主に同情するコメントが多く寄せられ、「エール」投票も4000を超えている。トピ主レスでその後の報告があり「夜中過ぎに一度戻ってきましたが、昼過ぎにまた何も言わず出ていき、元日以降本日4日までその繰り返し。話しかけても、無視されました」という。しかもこのように“家出”するのは初めてではないらしい。子育てしながらこんな夫も育てなければならないとは、心底気の毒である。トピ主レスに「続きます」とあるが、まだ続きが投稿されていない。気になる!
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