昨年アメーバでブログを開設してから、定期的にネット上で話題になる藤原紀香(43)。最近では、「信頼していた人に裏切られた」かのような心境を長々と綴ったり(しかも奥歯に物の挟まった曖昧な書き方で)、セルフィーカメラ棒を使用して撮ったという柄パンツを履いた臀部のクローズアップ写真を掲載したり。
見事にくびれて見えるウエストとどっしり大きなヒップのコントラストは確かに魅力的だが、彼女がたまにこうしてUPする自撮りはセクシー寄りのものが多いため、一部読者(主に男性)からは「気分はストリッパーだからなこの人」「風俗嬢の営業ブログやん」「少しでも客を増やしたいチャットレディみたいになってきたな」と、ボディラインを売りにした“大物女優らしからぬ”紀香ブログに冷めた視線が集まっている様子だ。
かねてより、代表作のない大物女優と揶揄されてきた紀香。年齢を重ねても演技力向上の兆しがなく「代表作はレオパレス(CM)とバスロマン(CM)」とも言われる。ただ、ネット上ではその妙にハイテンションなキャラクターが面白がられている側面もあり、陣内智則(40)との結婚前~離婚直後よりはずいぶん好感度が上昇している。
離婚後は島田紳助(58)との親密な関係を噂されたり、売れない若手タレント時代に関西のバラエティ番組でハシャぎながら「新幹線のトイレでヤッた、××や●●ともヤッた!」と今の紀香キャラからは想像もつかないえげつない下ネタトークを繰り広げていたことを掘り起こされたり、とかく叩かれがちだったが、現在はそうした中傷もなりを潜めつつある。
ただ先述のように女優としての紀香はテレビや映画での需要および評価が低く、50代・60代と進んだ時に、同じゴージャスボディでも、かたせ梨乃(57)や松坂慶子(62)のような熟女女優の道があるとは言えない。体格が良く顔立ちも華やかなので舞台女優としては悪くないのだが、いかんせん「主演」しかできない、脇に回れないため使い勝手はよくないのである。永遠の「代表作ナシ大物女優」と化すのか、それとも「代表作はブログ」となるのか……。
(清水美早紀)