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神田うのに「恋人をペット扱いしてる」とdisられた浜崎あゆみの今

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浜崎あゆみ「LOVE again」avex trax

このカット美奈子に似てない?(浜崎あゆみ「LOVE again」avex trax)

 27日発売の「女性セブン」(小学館)が、浜崎あゆみ(34)の新恋人の存在をスクープした。同誌によれば、交際相手は坊主の白人男性で、浜崎よりも年下。過去に浜崎がロサンゼルスを訪れた際に、コーディネーターとして知り合い、長く友人関係を築いてきた間柄だという。しかし浜崎の結婚・離婚や、昨年のダンサー不倫騒動などを聞きつけて心配した彼が、連絡を取り合うようになり、急接近。今年の春から正式に交際しているそうだ。

 とはいえ、悲しいほど話題にならないこの熱愛。相手が有名人ではないこともあって、ワイドショーで取り上げられることもほぼなかったが、27日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)では、芸能ニュースを扱う「タブロイド」のコーナーで熱愛記事が紹介された。そしてレギュラーコメンテーターとして出演していた神田うの(38)が、興味深いコメントをしている。

 新恋人の情報を聞いた神田は、「格差がありすぎちゃって今回もまた……」と絶句、「ちゃんとした恋愛ができなくなっているんじゃない」と指摘。さらに、「だから、(恋人は)ペットみたいなもの。いないよりはマシ」とも発言し、浜崎が本気の恋愛をしているわけではないと考えているようだった。

 生涯の伴侶たる旦那を持ち、子どもも産み、実業家として成功しているうのには、現在の浜崎あゆみは、恋も仕事も迷走しているように見えるのだろう。確かに、浜崎も2000年代前半には全国的に高い人気を誇り、「歌姫」「カリスマ」と崇められたが、今はCD売上も振るわず、シングル・アルバム共に10万枚に届かない。ライブに行ったり、自家用車を浜崎仕様にデコッたりという熱心なファンもいるが、全盛期と比べてその絶対数は確実に減少している。おまけに、日本人にとっては「よくわからない」外国人俳優や、ダンサーなどと結婚、交際を経たことも、彼女の商品価値を下げてしまったことは認めざるを得ない。

 ただ、芸能人でなくとも、誰もが納得する「運命の相手」との結婚を実現できる女性が一体どれくらいいるというのか。もし浜崎あゆみが「なんだかよくわからない男をペットにして空虚な心を慰めている」のだとしても、それを咎めて「真っ当な恋愛をしろ!」と非難する権利は誰にもなく、もちろん、うのにもない。

 当の浜崎本人にしてみれば、髪の毛から爪先まで常に注目を浴び、“浜崎あゆみ”という高価値商品として四六時中気を張って生きなければならなかった当時よりも、現在の方が、自然体で生きやすくラクな気持ちで過ごせているかもしれない。もはやギャルのカリスマでもない彼女には、「商品としてすべきことをする」必要もないのではないか。であれば、男性とどのような付き合いをしても自由。落ちぶれた、格差恋愛だ、と彼女を蔑むのはお門違いだ。むしろそのように彼女の「凋落」を嘆き現在の姿を非難する人々の方こそ、浜崎あゆみのカリスマ性の復古を願っているようにすら見える。
(文=清水美早紀)