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「友達以上恋人未満」の淡い恋は、××によって突然幕を閉じた…

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ルミコタイトル

 昨年、ビッチレベルの低下を実感し、7年間の付き合いがあるセフレにこれまでとは違った感情を抱き始めたことは読者の皆さんにもお伝えしたかと思います。その後も、「これって恋なのかな? ただの勘違いなのかな……」とモヤモヤしつつ、セフレとのデート(たまにセックスあり)を続けていたワケですが。

 結果的に、それを恋だと確信するまでもなく、彼との関係は解消されました。というのも、先日その彼が逮捕されてしまったのです……。

「あと10分で着くよ」と消息を絶った彼

 彼とデートの約束をしていたある日のこと。その日はお互い休みだったため、昼頃に私の家に集合して2人でDVD鑑賞をした後にご飯を食べに行こうというプランを立てておりました。なんだか付き合いの長いカップル的な休日の過ごし方。彼が来る前に部屋の掃除をしたり、彼の好きな飲み物やお菓子を用意して待つという乙女チックさ満点の行動をしつつ、ウキウキしていた私に彼から「あと10分で着くよ」という電話がありました。しかし、10分経過しても彼が来る気配はありません。30分待ってしびれを切らした私は彼に電話しましたが、呼び出し音が鳴り続けた後に留守電になってしまいました。この時、私はまだ「コンビニで立ち読みでもしてるのかな~」「お腹壊してトイレにこもってるのかな~」などとのんきなことを考えておりました。

 が、1時間経っても2時間経っても彼からの連絡はありません。その後も2回ほど電話をしましたが、今度は呼び出し音も鳴らず即留守電に。「まさか携帯紛失? でも、私んちの場所はわかるんだから直接来るはずなのに……」と不安に駆られ、だんだん「連絡なしのドタキャンってどーなのよ」と怒り狂って彼のために用意したお菓子を完食してみましたが、それでも彼からはメールすらナシ。連絡が取れない状況ではどうしようもないので、とりあえず家で待機しながら過ごしていました。

 夜になっても連絡はつかなかったので、「もしかして何かあったんじゃ……」と心配になり、共通の友人に彼の安否を尋ねましたが有力な情報は掴めず。これまでの7年間、約束に遅刻したことはあれど、ドタキャンなんてなかった彼の突然の行方不明疑惑。それも、「あと10分で着く」という言葉とともに消息を絶ったのですから、その夜は心配でよく眠れませんでした。

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Lollipop-Rumiko

通称ロリルミ。中学1年で済ませた初体験を皮切りにビッチ街道を突っ走ってきたが、ここ数年それに疑問を感じ始めている26歳。しかしまだ完全にビッチを卒業することはできず。好きな男性のタイプは、ちょっとSなクンニスト。最近の悩みは、夕方になるにつれてクッキリしてくるほうれい線と、過度の飲酒と白米の食べ過ぎによってできた腰回りのぜい肉。