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「20万出資でデート」元AKBのクラウドファンディングが「援助交際みたい」と物議

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 かつてアイドルがテレビやグラビアの向こうにしか存在しない遠い人たちだった時代もあったが、最近はAKBをはじめ、ほとんどのアイドルには握手会などのイベントで「接触」ができる。そして「自分とデートする権利」を特典にしてクラウドファンディングで活動資金を調達するアイドルは、森だけではない。また、森自身、以前からファンミーティングのような触れ合いイベントは積極的に行っている(たとえばDVDを複数購入してくれたファンを「新年会」に招待するなど)。

 こうした、「触れ合い」を餌にしてファンを獲得したり資金を集めたり利益を上げたり……といった手法自体、現代のアイドルにとっては常套手段であり、やって当たり前という感覚すら現場にはあるだろう。しかし、「売れるため/夢のため」にそうした活動に尽力しても、本当に「売れる/夢が叶う」のは芸能界でごくごく一握りだ。「下積み時代なんだから仕方ない」という奉公心や、「地道な活動こそが努力」と信じてやっている自覚がもし当人たちにあるとしても、やがて後悔する可能性もある。10~20代の時間をそうした活動に費やすことは、後年になって人生の方向転換を試みても、他の仕事に就く機会がない……という事態を招くかもしれないからだ。そして仮にそうなったとしても、その時に「アイドル時代の所属事務所」や「アイドル時代のファン」は何もしてくれない。自分自身の人生に責任を持てるのは自分だけである。もちろん、「数十人のファンに応援してもらっている現状こそが幸せ。すでに夢を実現している」との実感を持ちながら上記のような活動に励むアイドルもいるだろうから、一概には言えないのだが……。
(清水美早紀)

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