俳優の高嶋政伸(48)の元妻である美元(35)のことを覚えている人はいるだろうか。彼らは2008年に結婚し、高嶋が交際スタートからわずか6日後に美元にプロポーズしたというエピソードは世間を驚かせた。結婚会見時に美元は高嶋について「趣味も好きな食べ物も似ていて自分の分身ではないかと思える」と幸せいっぱいの様子であった。
しかし、その幸せも長くは続かず、2010年8月に夫妻は別居状態に。そこから繰り広げた泥沼離婚劇は大いにメディアを騒がせ、2012年11月に離婚が成立した。
その後、美元は2013年3月に行われた『Girls Award 2013 SPRING/SUMMER』に登場したが、それ以外で公の場に立つことはなく、芸能活動は休止状態。もはや日本国内での芸能活動に終止符を打ったかのように思えた。そんな彼女の近況を、最新号の「女性セブン」(小学館)が報じている。
彼女は、13年6月に週刊誌にてデート現場が報じられた年下の投資家男性と同年末に再婚し、子供も生まれたという。現在は夫が仕事の拠点にしているシンガポール在住とのことだ。1月下旬には成田空港にて、夫と彼女の父親を連れ添い、子供を抱く彼女の姿が目撃されたそう。
高嶋との離婚裁判時には、結婚後から毎月のように海外旅行に行きブランド品を買い漁る美元の浪費癖で、数千万円あった高嶋の貯金がゼロになったという話があったり、美元が高嶋からDVを受けている証拠として裁判所に提出していた音声がYouTube上にアップされたこともあった。離婚に際して、高嶋は美元のことを「何よりも自分が最優先で、言い分が通らないと怒って手がつけられなくなる」「25年近く芸能生活をやってきたが、この生活を投げうってでも離婚したい」と話し、離婚裁判による心労と病気で激太りした高嶋の姿は世間に大きな衝撃を与えた。美元に対しては「怖すぎる」と恐れおののく声が多数派だったが、新たな伴侶はそんな報道や世間の評判など気にしないタフな男性なのかもしれない。
かつて高嶋とこうした激しいやりとりを繰り広げていた美元だが、再婚・妊娠出産に伴って傍若無人な性格を改めたのか、それとも今は潜めているだけなのか……。いずれにしろ日本の芸能界で活動していない以上、現在の彼女は「一般人」と言ってさしつかえない。もうマスコミに追い回されることなくシンガポールで落ち着いた暮らしを手に入れているとしたら何よりだ。
(ルイコスタ松岡)