こんにちは。自意識和代でございます。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
一月の終わり、ウイルス性胃腸炎で寝込んでおりました。
風邪をひかないように気をつけていたのですが、腹にくるとは!
(医者によると流行っているらしいです。皆様どうぞご自愛くださいませ)
……さて。強引ですが本題です。
今年もバレンタインがやってきますね。
というわけでいつものように回想シーンなのですが、今回は思い出云々というよりトリュフ作りそのものについて悶々としたお話しです。
ではでは……
~回想~
高校一年の冬。
彼氏というものができました。
私から告白をし、受け入れられ、穏やかに付き合いが始まりました。
そして迎えたバレンタインシーズン。
前回は気合いが入り過ぎて重かったという反省点もあり、「気軽さを出したい!」と思いました。
彼氏だったら改めて気を引く必要はないので、楽に好意を示せます。
そこでコンパクトなトリュフに着目。
ひょいとつまめる感じが気楽で良いわ!
そしてトリュフの作り方を本で見て作りました。
ところが。
トリュフ作りは楽しくできたのですが、かなり多めに出来上がっていました。
ゴロゴロ……ゴロゴロ……
まあ、分量は本に載ってたし、出来上がる量もわかってはいたけど。
ゴロゴロ……ゴロゴロ……
出来上がったトリュフを冷蔵庫に入れ、プレゼント用の箱を取り出しました。
辞書くらいの大きさの箱でした。
今思えば、昔とは言え、探せばトリュフを入れるのにピッタリの容器があっただろうに。
行動範囲が狭かったり、アンテナの張り具合が悪かったのでしょうね。
何故、どこで、その箱を買ったのかちっとも思い出せません。
内側に仕切りもない、本当にただの箱でした。
それでも「清潔に」「お洒落に」辞書サイズの箱をトリュフで埋めなければいけない。
どうしよう。
苦肉の策としてトリュフケースを作ったのでした。
これ↓
ケーキ用のレースペーパーを切り、三角柱のように巻いて折り込みました。
セロテープを使ったかも知れません。
なんともヤワなケースです。
この状態のトリュフを箱に詰めていきました。
最初は花を生けるような気持ちでいたのですが、次第にパズルを埋めているような気持ちになり、埋め終わったときには私は少々くたびれておりました。
25個くらいはあったような気がします。
かくして特製バレンタインBOXが完成しました。
同年代の女の子が見たら笑いはしないけど、感想を求められたら困るようなしろものです。
イマイチなお弁当を持っていくような気分でバレンタインBOXを渡しました。
彼は喜んでくれましたが、食べ切ることができず持ち帰りました。