彼氏がいようといまいと、ビッチだろうと喪女だろうと、どんな女子のもとにも“独り寝”の夜はやってきます。独り寝の過ごし方で、オンナのレベルは上がりもすれば下がりもします。明日の、そして未来のエロライフのために、より艶やかな女子を目指せる“攻め”の独り寝を、独り寝ニスト&バイブコレクターの桃子が提案します。
連載5回目にしてやっとバイブネタです。コレクターを名乗るわりには遅いとツッコまれそうですが、バイブはハードルが高いものなので、じわじわ外堀から埋めてきました。ONN、セックスを問わずに、ラブグッズはローターから入る人が多いんですよね。女子の大多数はクリトリス派。ローターのほうが確実に感じるし、お値段的にも手軽です。そして何より、困ったのはオトコの存在です。
「クリはいいけど、中は俺がイカせてやるぜ~」と思っているオトコの多いこと多いこと。ローターはウェルカムなのに、バイブは敵とみなしているようです。悔しさゆえに「バイブ好きな女なんて、ガバガバだぜ」と根拠ゼロのことを吹聴する輩もいます。こうしてバイブのハードルはますます上がることになるわけです……。
かと思えば、デカくてグロいバイブを持ち出し、オラオラ攻める自称ドSオトコもいます。「こんなスゴいの入れちゃって、スケベ女が!」といいたいのでしょうが、ここまでセンスのないオトコは斬り捨ててOKです。バイブは女子を気持ちよくするための道具。彼らの一方的な欲望を満たすためのものではないですし、ハイセンスなおしゃれバイブが続々発売されている昨今、女子が眉をひそめるグロい1本を選んだ時点でアウトです。AVを見ると、昔ながらのダサいバイブを乱暴に突き立てるシーンばかり。これでは、ハードルどころか恐怖を感じる女子がいてもしょうがないです 。
クリだけでは物足りなくなる?
バイブの受け入れがたいイメージばかりが先攻している現状は、コレクターとしては哀しいかぎりです。すてきなデザインのものが増えているといっても、クリ派女子には関係ないですしね。……と、スネていてもしょうがない! ここで、クリ派の女子にもバイブを好きになってもらえる提案をしましょう。もちろん、独り寝の夜にこそ試してほしい遊び方です。
そもそもなんでクリ派なのでしょう? 「クリだけで満足」「どうせ中ではイケないし」……大方、そんな理由ですよね。私も、バイブにハマる前は、断然クリ派でした。自分でしても膣で必ずイクとは限らない。クりでイケば十分気持ちいいし、イケるかどうかわからないのに、わざわざ挿入する必要はないと考えていたのです。でも、本音をいえば、膣&粘膜がさらなる刺激を求めてるように感じるときもありました。そんな夜も、自分の欲望に強引にフタをして眠りについていたわけです。でも、バイブに出会ったいまは違う! 「クリだけオーガズム」の一歩上をいく、極上の快感を知ったからです。
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