2009年のブレイクから、今なおCD売り上げを伸ばし続けメガヒットを飛ばしているAKB48。メンバーの恋愛発覚に愛人疑惑、関東連合とのかかわりなど、黒いウワサは絶えないが、マスコミの予想以上にグループの人気は安定している。
そんなAKB随一の人気メンバーといえば、2期生で選抜総選挙でも常に上位の大島優子(24)だろう。本人はアイドル歌手というより女優志向だが、実際、連続ドラマや映画などで好演が光る。ウエンツ瑛士やダンサー、山下智久と熱愛のウワサがあったり、前田敦子が佐藤健に泣いてすがっていた“合コン”に大島も参加していたりと、スキャンダルがないわけではないものの、致命傷となるようなネタはなく、ファンも安心して応援できるようだ。
子役時代から芸能界の辛酸を舐めてきた大島は、「気配りができる子」だそうで、業界内人気も高い。
「インタビューの後、立ち去るわれわれ取材スタッフのためにエレベーターのボタンを押していてくれた。別の取材の際にエレベーターで乗り合わせたときも、同様でした。AKBが大ブレイクしてから、自分より年上のスタッフにも傲慢な態度をとるメンバーはかなり多くなり、とんでもない小娘たちだなと思いますが、大島はインタビュー中にスマホをイジり倒したり、現場スタッフをアゴでこき使ったりもしていません。自分の仕事をちゃんと理解している、ある意味したたかな女性だと思います。卒業した途端にオファーが途切れるようなことはないでしょうね」(カメラマン)
外部スタッフのいる場では決してボロを出さない大島は、ある意味、「プロのアイドル」と言えるだろう。そんな彼女は、番組プロデューサーなどの業界人から食事などに誘われることも多いようなのだが、人気者の大島と酒席を共にしただけで調子に乗ってしまうイタい業界オヤジもやはりいるという。
「この間、大手出版・S社の40代社員が『俺、アイツと合コンしたんだぜ~』と自慢げに写メを見せびらかしていて。大島にとっては、それも接待というか、仕事の一部に過ぎなかっただろうと思うのですが、20歳近く年下の女性に合コンしてもらって本気で喜んでいる業界オヤジってのは本当にイタいですね」(代理店社員)
大島は一応“恋愛禁止条例”を敷かれているAKBのトップメンバー。あまり言いふらすと、彼女自身に迷惑がかかってしまうと思うのだが……。勘違い中年の暴走ほど見苦しいものはない。
(篠田ロック)