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長澤まさみもハマった! キモカワモテ男・浅野忠信の“男子っぽさ”

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浅野忠信Instagramより

浅野忠信Instagramより

 今や世界中で3億人が利用する写真投稿サイトInstagram(以下インスタ)。人の集まるところには何かが起こる……予感がする。ということで【今週のインスタニュース】参りましょう!

なぜ【雰囲気イケメン】はモテるのか

 昔から「遠目カッコ良い」「なぜか惹きつけられる」と、ある一定数の支持を獲得し続けている【雰囲気イケメン】。その代表格とも言えるのが、先日発表された第57回ブルーリボン賞において、主演男優賞を受賞した浅野忠信(41)だろう。179cmの高身長で、パッと見の雰囲気は確かにカッコ良い。とはいえ、別に顔の作りがずば抜けて整っているわけではないし、少し清潔感に欠ける。こんなにも爽やかで端正な顔立ちの男性が集結している芸能界において、なぜ彼がモテるのか……。と疑問に思い、ふとインスタアカウント覗いてみると、現在107,000人ものフォロワーがいた。宇多田ヒカル(59,500人)や市川海老蔵(48,200人)よりもはるかに多い。なぜだ……。しかしそこには、「好きな人はすごい好き」と言われる理由が溢れていた。

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浅野忠信Instagramより

 まず目に付くのは長澤まさみも「ハマりました」とコメントしている直筆4コマ漫画(4コマではない場合もあり)。2009年からセレクトリサイクルショップ「PASS THE BATON」公式サイトにて連載が始まり、自身のSNSにて拡散している模様。「役者の日常」と題された漫画の内容は、何とも言えない絵とともに、

「努力って言葉きらいだわ~ 子供には好きな事だけやらせればいい そんで自分のやり方を見つけさせてもっと好きにやればいい」

 と自分の考えを語ってみたり。またある時は、

「もう4コマかくのはメンドーだからこの人(棒人間) どうも これならいっぱいかける 色々うごきも出せる」

 と恐ろしいほどに内容がない時も。しかし、コメント欄には「このシリーズ大好き!」「映画化希望」などと、どんな内容でも一貫して大好評。漫画自体の面白さはさておき、「脱力感のあるタッチのちょっとシュールな漫画を浅野忠信が書いている」というところが魅力なのだろう。「浅野忠信が発信するものならば、面白いしセンス◎」というような。

そんなばかな(浅野忠信Instagramより)

そんなばかな(浅野忠信Instagramより)

 しかし注目は、浅野がみかんの袋を頭にかぶった写真。これに関して『とくダネ!』(フジテレビ系)で取材に応じた浅野は「特に狙ったわけではない」と発言。狙ってない? 本当に? 普段から被ってるの?? という問題はさておき。「狙ってない」なんて言っちゃうあたりも、ファンには“ツンデレ”と捉えられるということか。はたまた浅野流のボケなのか。

 ちなみにインスタはかなりの高頻度で投稿されているのだが、基本的には、俳優業の番宣を込めた写真と「元々バンドマンを目指してたし、ボーカリストとしても俳優と同じ年月が過ぎた」(直筆漫画より引用)とあるように、バンド・SODA!の活動写真が主となっている。

 この連載で浅野忠信のアカウントを取り上げようと決めた時、その脱力感のある世界観が理解できずに、最初は「気持ち悪っ……」と引いてしまった。しかし何度も何度も見ていくうちに、いつしか彼が“モテ男”と呼ばれる所以がわかってきてしまったのである。自然体にも関わらず、お洒落っぽくて好きなことに没頭している40代男子(“男子”に見えてくるのである)。これが彼の魅力なのか。Charaとの離婚の原因は「浅野の浮気」と言われているが、ただのオジサンではないのだからモテるのもわかる。男女問わず憧れる人が絶えないのも無理はないのかもしれない。近年彼が週刊誌を騒がせている姿を見て「なぜ?」と感じている方。彼のインスタを何度も見てみると、もしかしたら答えがわかるかもしれない。とはいえ、実は何度見ても永瀬正敏と混同してしまうのだが……。
(夏木バリ)