ハメ撮り流出は他人事ではない?
しかし、樫木センセイといえば「芸能人御用達」でお馴染み。彼女のブログでは芸能人に個人レッスンした時の様子が写真つきで長々と綴られるのが定番となっており、芸能人との親しい付き合いを前面に打ち出している。そのため“芸能人ばかりにレッスンしているのではないか”という声も上がるが、これについては12日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)に本人がVTR出演し「私、人間一人なので、限られた人たちしかできないし…一人一人見るというのが精一杯なので…」と釈明している。この発言は“時間がないので一般人のレッスンまでは手が回らない”というよりも“限られた時間の中で芸能人のレッスンを優先している”と思われかねないが、とにかく多忙であることは間違いなさそうだ。ヒロミの元を離れたからといって、芸能人顧客を失ったわけでもなく、今年に入ってからも「立ち愛出産」したほどの絆を持つ山田まりや、hitomi、深田恭子などのトレーニング指導を継続して行っている。それゆえ、「金策に困って話題作り」をする必要はなさそう。となると、やはり「樫木センセイのエッチ動画」は実際にどこかに出回っているのだろうか。
いずれにしても、「仮に撮ったとしても!?流出するような人と付き合ったことない」と楽観視する樫木の姿勢は要注意だろう。セックスしているときにうかつに写真や映像を撮らせてしまったら、顔と名前を表に出して仕事する有名人だけでなく、誰にでも、流出の恐れがある。
樫木は51歳だが、年齢は関係ない。実際に熟女好きも存在するのである。年齢や美醜にかかわらず、うかつなハメ撮り撮影に応じるのは、その相手と別れるときや、別れた後に“恨まれてネットに流出されてしまうかも…”と不安の種を生むことになる。一昨年10月には、東京・三鷹市で元交際相手である私立高校3年の女子生徒(18=当時)を刺殺したとして、殺人や銃刀法違反などの罪に問われている池永チャールストーマス被告(22)が、かつて女子生徒と交際していたときに撮影していたわいせつ動画や写真をネタに、別れた女子生徒を呼び出したり、脅したりしていたことが明らかになっている。もちろん、「脅す方が悪い」のは大前提だが、被害を防ぐための自衛も当然大切なのである。
付き合っている最中は信頼に値するパートナーだと思っていても、別れた途端に相手が豹変するかもしれない。火種は別れる前でなく、付き合っている時からつぶしておかなければならない。うっかりその場の盛り上がりに任せてハメ撮りをすることだけは、やめておきたい。
■ブログウォッチャー京子/ 1970年代生まれのライター。2年前に男児を出産。日課はインスタウォッチ。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています。
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