デビューから1年半で、深夜枠ながらドラマ『BAD BOYS J』(日本テレビ系)主演に抜擢され、同作の映画化も決定した、Sexy Zone・中島健人(19)。自身を「ラブホリック(=恋愛中毒)」と称して、甘~い言葉や仕草を見せることで急速に女性ファンを増やしているTHE・アイドルで、「ラブホリ先輩」と呼ばれている。7月1日には、ついに初の冠番組『JMK 中島健人ラブホリ王子様』(同)もスタートした。
企画構成を鈴木おさむが手掛ける同番組は、『恋愛版ブレアウイッチプロジェクトみたいなフェイクドキュメントとドラマの融合』と銘打たれ、ジャニーズきっての王子様キャラであるラブホリ先輩が、カメラを「恋人」に見立てて仮想デートを繰り広げ、視聴者に恋人気分を味あわせて胸キュンさせまくるという内容。
ラブホリ先輩(番組では“ラブホリ王子”)の恋人気分が味わえるなんて、夢のよう……! 期待に胸を躍らせて、何度も反芻してかみしめるための録画予約もセットして、深夜、テレビの前に陣取ったファンも多かったのではないだろうか。
しかし蓋を開けてみれば、「……???」。普段、握手会などでファンに見せる魅力がほとんど生かされておらず、正直に言えば、ラブホリ先輩が「ただのイタい大学生」にしか見えなかった。
チャラいっていうか、ダサい?
番組内で、ラブホリ先輩はチャラい大学生という設定。おそらく同級生と思われる可愛い(?)彼女がいる。初回は、大学の大教室で開かれている講義に、彼が遅れてやってくるところから始まった。
もう授業はとっくに始まっているというのに、悪びれることなく教室入りした先輩。おかしい。明らかにオーラがおかしい。ペンまわし、いけてない。
実生活でも明治大学に通う現役大学生の先輩。授業を真面目に受ける気がない、最悪な態度の学生を演じては好感度ダウンだ。
前の方の席に「彼女」が座っているのに気付いた先輩は、ノートにちょっとしたメッセージを走り書きし、手紙として彼女まで回した。そのメッセージの中身は……
ペンの持ち方カワイイネ><
引くわー。続けざまに「手紙の読み方もカワイイネ」。他の生徒の迷惑なので、こういうのやめてもらえませんか? しまいには紙ヒコーキを作成、彼女めがけて飛ばす先輩。やる気がないなら教室から出ていけ! と思っていたら、ホントにソッコーで出て行った。一体、何をしに来たんだ? つーかメールかLINEでやれ。あと、語尾が「ネ」ってダサい。けんとっとが自分で文面考えたの? 違うって言って!!
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