カラダ・美容

ピルは「高い」「ビッチ」「肌荒れる」「巨乳になる」? 本当のところを話すよ。ピル服用者座談会

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――めぐみさんは何歳のときですか?

 小5でした。私もイベントのときで、地域の小学校スポーツ大会の途中になっちゃったことに気付きました。すでに生理が来ている友達がいたので、その子に「どうしたらいいの?」と聞いて、その子がたまたまナプキンを持っていたので一枚わけてもらいました。

ゆ 私、すごい遅くて、中3の9月でした。防災訓練のとき。こうして話してみると、偶然かもしれないけれど、みなさん何かしらの「イベントのとき」に初潮を迎えてますね。

――本当ですね。生理用ナプキンやショーツはすぐに親に揃えてもらったんですか? 自分で買いに行けた?

ゆ うちは親子でオープンに性の話をしない家庭だったので、生理が来て気まずかった。毎月、ナプキン買ってほしいって言い出せなくて。お母さんの使っていたものを共用してました。親と一緒に選ぶなんて考えたことなかったし、自分の欲しい種類のナプキンを買うってこともなかった。生理用の、撥水加工されたショーツが売ってるなんてことも知らなかったです。中学~高校生で、限られたおこづかいの中で、ナプキンやショーツを自分で買おうとも思わなかったですね。

め 私もそうです。

 でも、母は経血量が少なかったのか、「昼用/羽なし」しか買わなかったんです。私は当時、今よりも経血量が多くて、夜眠るときは「夜用」じゃないと絶対にシーツも下着もパジャマも汚しちゃう。仕方ないから、昼用を2枚つなげて使ったりしていました。大学に進学して一人暮らしするようになり、自分で好きなナプキンを選んで使っていいんだってことが結構うれしかったです。シーツも汚さなくなりましたし。

め 親とそういう話ができないと、PMSとか生理痛も伝えられなくて苦しいですよね。ものすごーく我慢して、耐えてしまうじゃないですか。私、義務教育の性教育で、もっと、そのあたりのことに触れてもいいと思うんです。セックスについても、避妊具としてコンドームが主流ですって教えられているけれど、どうせ女生徒のみを対象にした保健体育授業でやる話なんだから、ピルについてもっと教えてくれたらいいのにって。

ゆ そうですよね。「生理が重い」って言っても、病気じゃないんだから我慢しなさいって捉える風潮があるじゃないですか。でも逆に、「いやいや、病気じゃないのにそんなに調子が悪いっておかしくない?」って思わないんでしょうか。痛みや不快感を我慢しても、得られるモノなんて何もないですよね。快適に過ごせるように、必要な薬を適宜使用して、うまく自分の体と付き合っていきましょうって、学生時代に教えてくれたらいいのにね。

お 高校のとき、生理痛がつらくて教室で机に座っていられないというコ、たくさんいませんでした?

ゆ いました。うちは中学も高校も共学でしたけど、中学時代よりも、高校生になってからの方が、みんな頻繁に保健室利用していましたね。私が仲良くしていたグループの女子たちは男子の目なんて気にしないで、どんどん「お腹痛すぎ!」って保健室へ行ってましたが、今考えれば、他の人の目が気になって言い出せず、無理していた子もいたのかもしれないですね。おはなちゃんは女子校ですよね。女子校だと、どうでした?

お 一時間に二人は生理痛で保健室に消えてましたね。でも、保健室にはベッドが3つしかなくて。中高あわせて生徒数は1000人いるから、全然足りないんですよ。いつもほぼ満員でした。保健室が満員で休めない子には、養護教諭が濡れタオルを絞ってチンしてジップロックにいれたものを持たせてくれるんです。少しでもツラさが和らぐようにって。

(3月26日UPの後編では、ピルのリスクや、生理の変化について語ります!)

(取材・構成/水品佳代)

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