そうした思いをした時に、すぐにダイエットを始められなかったのは私の甘さ以外何物でもありませんし、そもそも20kgも太ったこと自体、自分の責任でしかありません。私はよく、太ってしまった理由を「フリーライターで在宅仕事が多くなり、運動量が減ったせい」と言っていますが、もちろんフリーライターさん全員が私のように太っているワケではないのです。ファッションが楽しめなくなったり、デブいじりをされたり、ネガティブになる原因を自ら作り上げていただけ。
そんなふうに太ったことによる自分の心境の変化を目の当たりにして、「自分が精神的に健康でいられる体型を維持すること」の大切さを実感しました。卑屈になったり、コンプレックスを感じる原因を自分で作るなんて、すごくバカバカしいことをしてしまったなと後悔しています。
ただ、私は「痩せていることがいい」と言いたいワケではありません。たとえ太っていたとしても、そのことで病気などになっていなく、そのままの自分が好きなのであればそれでいいと思います。どんな体型が自分にとって一番過ごしやすいかは個人個人で違うものですからね。私の場合は、それが48kgだった頃なんだと思います。今回取り組んでいるライザップでコンプレックスを少しでも減らして、自分が納得できる自分を取り戻していきたいです。
(リオネル・メシ子)
1 2