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シャワーを浴びても落ちない…女だけが嗅ぎ分けられる「浮気の証拠」

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 フェロモンばやりの世の中。フェロモンを溜め込み、無駄に拡散しないために、禁セックス・オナ禁などの禁欲をして、悶々と過ごす女性が、増えているとか、いないとか。

 そう、フェロモンの源は、どうやら性欲にあるみたいです。詳しいことはよくわかっていませんが、溜まり溜まった性欲が毛穴からモワッと滲み出していく……そんなイメージでしょうか。

 ところで、スウェーデンの医科大学、カロリンスカ研究所で、フェロモンに関するある実験が行われました。その結果、女性が発するある種のフェロモンがあり、それを感知できるのも女性だけだということがわかりました。具体的にどういうことかと言うと、女性は、男性が自分以外の女性のフェロモンをくっつけてきたら、それを感知できるということです。

 フェロモンは(科学)物質ですから、実体としてヒトやモノにくっつきます。たとえば、男性が浮気して、エッチの後にシャワーを浴びたとしても、髪や服には女性のフェロモンがバッチリくっついています。なので、家で彼を出迎えた奥さまは、「ほかの女の気配がする……」とピンときてしまうわけです。

 接触がなくてもフェロモンは移るとの研究結果もあるため、もしかするとオナ禁してフェロモン過剰になった女性が隣に座っていただけかもしれませんが、女性が「なんか女くさい」と感じたら、彼は他の女性と会っていた可能性が高いのです。

フェロモン・テロは究極の略奪テク

 ちなみにこのフェロモン、男性には感知できないので、彼らがいくら自分の髪や服を嗅いで「ほかの女のニオイはついてないよな」とチェックしてみても、無意味。フェロモンは「ニオイ」と混同されることが多いのですが、実際は鼻の鋤鼻器官(じょびきかん)というところで捉えられる科学物質で、フェロモン自体はニオわないと考えられています。ですから、本命以外の女性と会わないこと以外、浮気の証拠隠滅は難しいのです。

 フェロモンフェロモンで、当連載の主役である女性ホルモンの話をしてなかったので、最後にオマケでホルモンのお話。フェロモンの源となる「性欲」を高めるのは、女性の場合はエストロゲンDHEA(ジヒドロエピアンドロゲン)という性ホルモンです。これらをふんだんに出すには、基礎体力と免疫力を高める必要があるので、よく食べ、よく眠り、ストレスと縁のない生活をする必要があるんだとか。

 略奪愛を計画している女性は、こうしたライフスタイルを心掛け、フェロモンをがっつり分泌させてみては? 二股男にあなたのフェロモンをくっつけて、彼女に無言のフェロモンアピールをしかけ、ふたりの関係に思い切って引導を渡してあげるのもよいかもしれないですね。

(文=きづき桃)

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