腕力を手に入れ出した桃子
そんな相変わらず抜群のアイドルらしさを放つ桃子さんに感心していたのだが、彼女が「なぜか変わったの」というサイコロ目を出した時に明かしたエピソードには、予想外過ぎて思わず驚愕してしまった。
なんでも、最近桃子さんが自分でも「変わったな~」と思うことのひとつに「腕力がどんどん強くなっている」という実感があるそうだ。ほっこり穏やか系の桃子さんの口から“マッスル系”の話が飛び出したので、スタジオ中がどよめいたのも無理はない。
「前は開かなかったジャムのビンの蓋とか、『パカッ!』と開くんですよ~♪」
「もう(女性の腕力としては)可愛くないぐらいに『パカッ! パカッ!』って。気が付いたら最近息子に(開けてもらうのを)頼ってないなって……」
と、自分の腕力の育ち具合を発表した桃子さん。それが、昨年から始めたという「“加圧トレーニング”の成果が出て来たのではないか?」と打ち明けるのであった。桃子さんと“加圧トレーニング”……何とも意外な組み合わせである。
怪力を手に入れてしまった桃子の悲劇
そんなマッスル話をし始めたところで、桃子さんは早くもこの話題に止めを刺すのであった。
「こないだ、掃除機の柄を折ったんですよ~♪」(!?)
ぎゃ~!! 桃子さんが……あのフンワリ桃子さんが、ついには掃除機を破壊してしまっただなんて~! 目の前でそんな怪力話をされたひかるさんは、ビックリしてもう苦笑いするしかなかったのである。観覧客からは「え~!!」と猛烈に驚きの声が上がっていた。
「そんな人いないですよね~! 私(自分のことながら)笑っちゃって~」
と、あっけらかんと軽く嬉しそうに衝撃話をする桃子さん。なんでも、娘さんの部屋に掃除しに行ったところ、床に平積みされた本の山があったそうだ。その日、疲れ気味で横着になっていたのか、桃子さんはその本の山をどかそうとして掃除機の吸い込み口の長い柄の部分で押したとのこと。どれだけの冊数だったのかは定かでないが、パワフルな腕力を身に付けた桃子さんのことだから、「このままイケる」と思ったのであろう。
けれども、そこから柄がダメージを徐々に食らっていったようだ。ひと通り掃除機がけが終わり、柄を立たせて桃子さんがその上部に持たれ掛かろうとしたところで「ボキッ!」という音を立てて折れてしまったのだとか。あ~らら~、え~らいこっちゃ~! 掃除機の柄もまさか自分が折られるとは思っていないだろうから、きっとビックリしたことだろう。柄だけでも交換してもらうことができれば良いのだが……。