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目指せキム・カーダシアン? 世界中で巻き起こる「豊満ブーム」

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キム・カーダシアンInstagramより

キム・カーダシアンInstagramより

 身長159cmとは思えない存在感を放つキムには「胸やお尻、身体中に何か入れてるでしょww」という全身整形疑惑も後を経たない。しかし、キムはカニエとの第一子を妊娠中に90kgにまで激太りし、「『神様が何らかの理由で私を太らせたんだ』って思ったわ」「神様は『キム、お前は自分を超ホットだと思っている。でも私はお前にこんなこともできるんだ』って言っていたはず」と自分をふるい立たせ、ダイエットに励み、現在の身体を作り上げたと語っている。キムいわく、妊娠前のほうが痩せていたため「ベスト体重はまだまだ……」と現状に納得はできないらしい。

 とはいえ、アメリカのウェブサイト・BuzzFeedが作成した「Women’s Ideal Body Types Throughout History」という「女性の理想体型の歴史」に迫った動画では、今のトレンドは“キムのような肉感のある体型”とされている。

 この動画を見てもわかる通り、キム自身もトレンド体型に悩まされ「シンディ・クロフォードのように背が高くて、スリムで、スーパーモデルみたいな身体が良いって育ったの。誰も私のような見た目ではなかったわ」と、自分の身体に自信を持つには時間がかかったそうだ。

 以前、CHANELを始め多くの有名ブランドのデザイナーを務めるカール・ラガーフェルドが「ファッションは夢と幻想の世界。丸いモデルなんて誰も見たくない」と発言し世界中から反感を買った。その後、イギリス版『VOGUE』の編集長が、「CHANELやPRADAから送られてくるサンプルのサイズがどんどん小さくなっていて、ガリガリのモデルを使わないと撮影ができない」「胸もお尻もない、骨張ったモデルで仕方なく撮影し、後から写真を修整してるの」「ケイト・モスなどのトップモデルでさえスムーズに着られないような極小サンプルばかり送らないでほしい」と苦情の手紙を送ったとして話題になった。

 世界中の女性の美的価値観に多大な影響を与えるファッション業界において、「痩せすぎモデル」を賞賛する勢いは確実に失速している。日本人女性にも「痩せなきゃ」という細身信仰から抜け出し、「もっと太りたいブーム」が訪れる日が近いかもしれない。
(夏木バリ)

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