恋愛猛者 02

Photo by Kamilla Oliveira from Flickr
確実にリアクションのよいモテ女子になるためのステップ
初デートのディナー。男性は、
「今日は野郎の後輩を昼飯に連れていってね、まぁざる蕎麦おごったわけですよ。そしたら『先輩、いつもこんないいもん食ってるんですか?』なんて言われちゃってね。ざる蕎麦だよ? ざる蕎麦」など、女性にとってどうでもいいトークを披露してくるものです。
そんな時、女性はどう反応するのが正解でしょうか。
「はぁ」、「へぇ」、「ふんふん」なんて言いながら、とりあえず笑顔を作って相槌を打つ。この程度の反応しかできない女性も多いでしょう。
しかし! それでは相手の男性は安心してトークできませんし、恋に落ちることができません。
ここで恋愛猛者の女性ならば、内心「あーはいはい、男のつまらない話始まりました~」などと思いながらも、とりあえず笑い声を発します。
男性はその笑い声を聞いて、「今日のオレのトークいけてる! この子はオレに気があるのかもしれないぞ。あぁ、よく見るとこの子可愛いかも?? よし、本気になることも検討しようか」など気をよくして、安心してベラベラしゃべりまくり、くどきモードに入れるのです。
そこで今回は、「声に出して笑う」というリアクションをものにするステップをお教えしましょう。
【ステップ1:どんなつまらない話にも正しく反応できる女になる】
これは元銀座ナンバーワンホステスに会った際に教えてもらったテクですが、まずはテレビのお笑い番組を見まくり、どんなつまらないネタにも笑い声を発するという訓練をしましょう。
毎晩、3カ月行えば、条件反射的に笑い声が出てくるようになるとのこと。
さらには、「どんなつまらない話にもとりあえず反応できるように」なるために、2年以上前の「流行語大賞」などをとった一発屋芸人の一発ギャグの動画を手に入れ、エンドレスで見まくりましょう。そして、とにかく笑うのです。
もう第一声を聞いたら即・笑う。これを心がけてください。
※本気で面白く思えてきたら、別のつまらない一発屋の動画に変えてください。
自主練で手応えを感じ始めたら、お次は生身の人間で練習です。会社の上司(バブル世代以上)をつかまえて、ランチをおごってもらいましょう。(バブル世代以上の上司がいない場合は、親戚のおじさんや、新橋の飲み屋のサラリーマンなどでトライしてみましょう)
相手がオヤジギャグを言ってきたらすぐさま声をあげて爆笑。つまらない自慢話にも笑い声を発することができたらもう合格です。オヤジたちはあなたを口説こうとしてきますが、モテ女の気分を味わいながら軽くあしらい、次のステップへと進んでください。
【ステップ2:ヤフー笑いを習得する】
次は、男ウケのいい笑い方を覚えましょう。
無言もしくは無意識で笑ってきた人は、自分がどんな笑い方をしているか分からないもの。ICレコーダーやスマートフォンの録音機能で笑い声を録音し、文字に起こしてみましょう。
「ああああ」「ぎゃははは」「あはは」「わあああ」(ア段)、「いひひ」「ひひひ」(イ段)、「うふふ」「ふふふ」(ウ段)、「えへへ」「へへへ」(エ段)、「ほほほ」「おおおお」(オ段)など、同じ段で笑っていませんか?
これ、実はモテない女子がやりがちな笑い方。
表情筋が動かないため「わざと笑い」に聞こえ、あざとい印象になってしまいます。
「うふふ」なんて笑ったら、世代によっては「サザエさんのじゃんけんぽんのマネか? まんじゅう世代のオレには通じねえよ」と男性から反感をかう恐れもあるので注意して下さい。
では、恋愛猛者の笑い声とはどのようなものでしょうか?
彼女たちは、段をミックスして笑うのです。中でも究極のモテ笑いは「ヤフー」笑い。
「やっ、ふっ、やあっ、ふうっ、やあふう~、やふ~、やふー、やーふふー」
といった具合に、Yaとhooのミックスで笑ってみましょう。こうすることで、可愛さ、ピュアさなどが表現できます。豊かな表情で相手の心を引き込めるのです。
この時、「Yahoo! の刷り込みか?」と疑うような男は、器が小さい男とジャッジし、無視してかまいません。疲れたらfuとeのミックスである「ふぇぇ」をはさんで、萌え要素を投入してください。これで男性はあなたを恋のターゲットにしようと決意することでしょう。
リアクション下手で恋がうまくいかない。そんな人はぜひお試しくださいね。
(ソレイユ杏)